ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

読書レビュー

球童 伊良部秀輝伝を読んで

今回は日本プロ野球のロッテや大リーグのヤンキースなどで豪速球投手として活躍した後、2011年に自ら命を絶った伊良部秀輝氏について書かれた、田崎健太氏の「球童 伊良部秀輝伝」を読んだのでレビューを書こうと思う。 実は以前から伊良部氏について興味が…

完全自殺マニュアルを過去所持していた

過去所持していた本の思い出を書くのは「読書レビュー」として如何なものかと思ったけれども、未だに心に刻まれているので簡単に書いてみる。苦手な方はブラウザバックを推奨する。 確か13~4年前だっただろうか、地元のSCの本屋で鶴見済氏の「完全自殺マニ…

生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相を読んだ

以前からレビューを書くと告知していたけれども、遅ればせながら書こうと思う。 それが渡邊博史氏の生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相である。 note版の最終意見陳述書についても一昨年書いているので、そちらも見て頂ければ幸いだ。 teinous…

もう親を捨てるしかないを読んで

親の介護問題についてググっていた時に知った島田裕巳氏の本だけれども、現実の介護問題が見事にピックアップされていると思った。 まず島田氏は親孝行の子供ほど親を殺すと述べている。現実に起きた、介護に疲れて母親を殺害した息子の例を挙げ、背景の息子…

反省させると犯罪者になりますを読んで

以前、黒バス事件のことをググっていた時に知った本だけれども、個人的には今年出会った本の中でもMVP級の良書だと思う。 それが、岡本茂樹氏の著作「反省させると犯罪者になります」である。 岡本氏は刑務所の受刑者の構成支援をされている方。そこで殺人等…

「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述集を読んで

今年になってから、何度も黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述集を読んでいる。 note.mu 2012年から発生した、漫画「黒子のバスケ」の作者や関係者を脅迫した渡邊博史受刑者(2018年の時点)の陳述書。当時のニュース等を観ていたら何というクズ野郎なんだ?と…