ダメ人間にもなれない

年金、福祉のない超低資産の老後生活

初めて職務質問を受けた時の話

ブログネタがないので、情けない話を一つ。

 

あれは10年くらい前だろうか。確かリーマンショックの頃で、工場の資材を管理する仕事をしていた時のことだ。当時勤めていた会社の仕事量が激減して、社員も半分くらいリストラされた時だった。

 

俺は辛うじて会社に残れたけども、人数が減らされた分だけ仕事の裁量が多くなって責任も増え、色々と叱責されることも多かった(今思えばパワハラで訴えられるレベル?)。

 

そんなとある日、仕事で必要な資材を調達できず、直属の上司からこっぴどく怒られた。今の俺だったらその場で捨て台詞を吐いて、退職願を用意するか、最悪バックれてやるけれども、当時はその場で無言で頷くしかできなかった。

 

その夜は帰宅しても夕食も食べず、行き先も決めずに車を走らせた。

 

「仕事のできない俺は死んでしまった方がいい」

 

こんな考えがずっと脳裏に焼き付いていた。そうして辿り着いた先が、家から車で20分くらい離れた場所にあるとある駐車場だ。逃避行をしようにもできない、ヘタレ野郎だ。

 

家を飛び出したはいいけど、結局何もできない俺はその駐車場で車中泊をすることにした。今思い出しても情けなくてしょうがない。

 

眠りについて、約2時間くらいした頃だろうか。突然車の窓ガラスを叩く音がする。窓を見てみると、警察官2人がのぞき込んで、車から降りるように言われた。

 

突然のことで驚いて、俺はただただ震えながら応対していたのを覚えている。

 

警察官 「何でここにいるの?」

 

俺 「疲れたからここで休んでます。」(当然俺はガクブル)

 

警察官 「もしかしたら親と喧嘩して家出したの?」

 

俺 「いえ、違います」(見方によれば合ってるかもしれない)

 

警察官 「取りあえず免許証を見せてもらえるかな?」

 

俺 「あ、はい。」

 

大体こんな感じのやり取りだったと思う。当時は、「これが俗に言う職務質問とかいうやつなんだな」と思った。まさか俺自身が受けるとは夢にも思っていなかったが。

 

正直言うと、免許証の照合確認だったり、車の荷物確認とかがちょっとうざかったけれども、警察官の対応はすごく物腰が柔らかい感じで、不愉快さはさほど感じられなかった。むしろ、「ちゃんと帰りなさいよ」と気遣いの言葉をかけてもらって少しうれしかったくらいだ。

 

職務質問の後、家にはまだ帰りづらかったので、仕方なく漫画喫茶に移動してそこで夜を明かすことに。そこで食べたつゆだくカツ丼が無性に美味かったのを覚えている。

 

その後は出社できるようにはなったけれども、状況を改善できるまでには至らなかった。もっとも、現在も改善できていないのかもしれないが。

 

因みに職務質問は今のところその1回だけなのだが、今後はできるだけ遭遇しないようにはしたいね。もしも高圧的に接してきたら、塩対応でお受けしてやろう。

 

 

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