ダメ人間にもなれない

年金、福祉のない超低資産の老後生活

ロッキー5を観た ネタバレ注意

 

あらすじ

 

ドラゴとの激闘を終え、帰国したロッキー。ようやく安息の日々を過ごせると思いきや、義兄のポーリーの不始末によって、税理士に騙され、資産を丸ごと失ってしまう。再起を図るためにボクシングの試合を組もうとするが、医師からもうボクシングをできる体ではないと宣告され、止む無く引退を受け入れることに。
仕方なく故郷のフィラデルフィアに戻り、ボクシングトレーナーの道を歩もうとする中、トミー・ガンという若者がロッキーに弟子入りを申し込む。当初は断っていたが、トミーの熱烈な要望と類まれな素質を見たロッキーは彼を自宅に迎え入れ、二人三脚で歩んでいく…

 

ロッキーの破産

 

今回は何と、チャンピオンになって手に入れた豪邸、高級車、バイク、その他資産諸々を全て失ってしまう(残ったのはフィラデルフィアの家とミッキーのボクシングジム)。そもそもの理由が、義兄のポーリーが、税理士にもうけ話があると唆されて、ロッキーの資産を丸ごと預けてしまったのだ。そしてそれを丸ごと持ち逃げされるという顛末。毎回不始末をやらかすポーリーだけれども、今回は流石に笑えない。それでも見捨てないロッキーは凄い人格者だ。というよりもリアルの世界だったら〇されていても不思議ではない。


ロッキーJrとの確執

 

ボクシングを引退して、ようやくロッキーJr(以下Jr)との時間が持てるようになったかと思いきや、突如現れたトミーによってロッキーといられる時間がなくなってしまったJr。転校した学校でいじめに遭い、ボクシングを習っていじめた相手にやり返して、それでロッキーに褒めてもらおうとするも、ロッキーはそっけない態度を取ってしまう。そうして親子の距離感が出てくるのが寂しい。前作までのロッキーはとにかく偉大だったけれども、今回は息子との距離感で悩む不器用さが見られる。


誘惑

 

ロッキーの熱血指導によってめきめきと頭角を現していくトミー。そこに黒人プロモーターで拝金主義のデュークが接触してくる。当初は夢と希望を抱いて練習に励んでいたトミーだけど、デュークから高級車や「彼女」、その他色々なプレゼントを贈られてくるうちに徐々にロッキーから心が離れていく。そしてしまいにはデュークと契約を結ぶまでに至ってしまう。こうした人間の変わりようを見せつけられるのは寂しい。

 

感想

 

今作は唯一ロッキーのボクシングシーンがなく、シリーズ史上駄作と言われている。まあいつもは最後にボクシングの試合をやってるけど、今回は酒場でのストリートファイトだからなあ。
それでも人間ドラマとして観るならば価値はあると思う。ロッキーとJrの親子関係、そして弟子入りしたトミーの変わりようとか。
個人的にはトミーには改心してまたロッキーのところに戻ってチャンピオンを目指してほしかったけど。もっとも、単なるサクセスストーリーで終わらないところがロッキーシリーズの見どころでもあるけど。