ダメ人間にもなれない

年金、福祉のない超低資産の老後生活

はめつのおうこく1巻を買って読んだ

以前twitterにて掲載されていて「是非とも続きが読みたい!」と思っていたので、前回の抑死者と同じタイミングでポチらせて頂いた。

それがyoruhashiさんの「はめつのおうこく」だ。

 

 

ストーリー

 

神は人間と魔女を生み出し、魔女に自らの力の一部を与えて、人間を助けさせた。当初は共存し合っていたが、人間側の科学技術が進歩し、魔女の存在が脅威となってきた為「魔女狩り」を開始して次々と魔女を虐殺していく。その最中魔女クロエに育てられた人間の少年アドニスは、目の前でクロエを殺され、自らも幽閉されてしまう。

それから10年後、混乱に乗じて幽閉から解き放たれたアドニスは、人間たちに対して復讐を始める…

 

ダークファンタジー

 

物語の冒頭は魔法漫画にありがちなほのぼのとしたやり取りで始まるのだけど、そこから急に壮絶な展開に入る。そして目の前で愛する者を殺されて、以後復讐の念のみで生きていくことになる。簡単に言えばRPGのラスボスが主人公の物語だ。ゲームで例えるならばLIVE A LIVEみたいなものだろうか。

 

とにかく残虐な描写

 

戦闘シーンもそうだが、無抵抗の人が虐殺されるシーンがとにかくエグくてグロい。本当に人間はどうしたらここまで残虐になれるのかと思えるくらいに。グロ系が苦手な人は読まない方がいいだろう。

 

感想

 

とにかく人間側(帝国)がクソすぎる。身勝手な理由で魔女狩りを始めて、しかもそれを娯楽としてしまっているくらいに。なので最初は「早く帝国を滅ぼしてしまえ!!」とひたすらアドニスに感情移入してしまう。

だけど、10年後に幽閉から解き放たれたアドニス(というよりも何で生かしておいたんだ?)は復讐の為に帝国の人間を皆殺しにかかっていくわけだけど、今度は逆にアドニスに対して殺意が湧いてきてしまうのだ。特に関係のない市民までも容赦なく殺戮していくシーンとかを見ていると。

こうして見てみるとどちらも救いがないどうしようもない世界観だなと思ってしまうし、アドニスと人間側のどちらが勝利しても救いのない結末しか想像できない。

そんな鬱展開満載な作品だけど、何だかんだ言って展開が気になるし、意外な黒幕がいそうなので、来春の2巻を楽しみにしている。