ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

絶望系ブログは見かけないよね?

昔は「無への道程」や「君が悪い、君」といった絶望系ブログ(最後の時間を過ごす日記)がいくつかあった。けれども今は殆どといっていいほど見かけない。何でだろうね?

 

絶望系ブログは今から7年前くらいが全盛期だったように思えるけれども、あの時と比べると雇用率とかそういうのが改善されたからだろうか。確かに10年くらい前のリーマンショックの頃と比べると求人の数は比べ物にならないくらい増えている。

 

あとは株価の上昇もある。現政権になって株価が回復してそれで儲けた人も結構多いと聞く。もしも無への道程のzar2012氏が健在だったならば、今頃は株で大儲けして海外で悠々自適の生活を送っていたのだろうか。

 

もっとも、東京オリンピックが終わった後は第二のリーマンショックみたいのが襲う可能性もあるので、再び絶望系ブログが出てくることも考えられなくもなさそうだが。

 

経済の回復以外に思いつくとすれば、ネット検索で自殺関連のサイトが見れなくなったり、twitter上でも通報されたりアカウント凍結されたりといった「情報統制」みたいなものだろうか。そういうサイトによって自殺が助長されたり追い風になったりするといのは納得できなくもないが、個人的にはそれで問題解決とするのはいささか疑問が残る。

 

それに、自殺関連の話題が少なくなってきているのはGOOGLEアドセンスとかに引っかかるとかもあるんだろうね。ブログで生計を立てている人も結構いるので、止むを得ないのだろうけど。

 

俺的にはこうした情報統制は今後ますます強化されていくような気がする。海外とかは日本以上に自殺問題がタブーとされていたり、個人の自殺を罰する国もあるというくらいだし。ひょっとしたら「抑死法」なんてものが本当に施行されちゃったりするかも?

そうなれば本当にディストピアだね。

 

いずれにせよ絶望系ブログやアカウントはもう石を投げても当たらないくらいに探すのは難しいといえるだろう。それこそスピリチュアル系とか自己啓発系が蔓延する、俺にとっては息苦しくて気持ち悪い世界が想像できてしまう。

 

こんなことばかり書いているとガチでGOOGLE先生に嫌われてしまいそうだ。そんな状況は踏まえつつも、せめて俺ぐらいはできる限りネガティブだけど「本音」を書いていきたいと思っている。