ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

苦悩と苦労

 俺はほぼ確実に「苦労していない」と言われるだろう。

なぜならばうつ病とかその他の病気にかかるほど過労状態になっていないからだ。

ただ、「苦悩」はそれなりにしたという自負があるが。

 

同じ生き辛さを抱えてる人たちでも、土日返上で泊まり込みで働いていて明らかに正常とはいえない人は「苦労」していると言える。

彼らはそれなりに賛同を得られたりして、叩かれることはそんなにない。俺だって彼らを非難することはできない。

 

逆に無職やひきこもりであったり、そうじゃなくて働いていても傍から見たら怠けているとしか見えない人たち。俺もその分類に含まれるが、彼らの主観としては労働は嫌だけど働かなくてはいけないだとか、同居して家族や周囲の目が怖いから無理を押して職場に行っている取った具合に必死に闘って「苦悩」しているのだ。

だけど、実際は何も生産していない為に認められない。そしてボロクソに叩かれる。

これが頑張っている人に対して優しくて、頑張っていない人に対しては厳しいってやつだろうか。

 

俺から言わせれば苦悩も苦労も使用するエネルギーは同じだと思うんだよね。むしろ苦悩の方が消費量がデカいくらいに。そんなガス欠の苦悩した人間に「お前は本気を出していないだけ」と言われても全くの無駄。言う相手を間違えてる。

 

それが当たり前の常識なんだからその通りに自分を変えた方が楽なんだよと言われるだろうが、そういうのは時間の無駄で自己成長に繋がらないというのが圧倒的真実なのだ。こんなことを言い続けているから俺はずっと生き辛いままなんだろうなあ。

 

こうしたことを声高々と主張しても「はぁ?」と受け入れないか、一時は共感しても後から自己成長に繋がらないから受け入れたくない!と取られるのが殆どだろう。

それでも、俺は苦悩して廃人状態のやつのケツなんて蹴りたくはないし、バカみたいにシバくやつは冷淡に見るか、時には厳しく叩き出すだろう。