ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

人生の決定権を握れないときは

以前ジョニーさんのブログのコメントを見てハッとさせられた。「いつの間にか人生の決定権が何者かに握られている」ということに。

 

特に実家暮らしの子ども部屋おじさんとか、ひきこもり・ニートの人達は同居している家族やその他周囲の人達に人生の主導権を握られがちだと思う。本当はひきこもりたいけれども親の目があるから仕方なく働いているとか、本当は実家を脱出したいけれども親の過干渉等によって自我が崩壊して気力をなくしているとかそういった感じで。

 

あとは田舎とかが都会と比べて保守的というか、家族信仰が強くて親は無条件で大切にしなければならないとか、親の意見を尊重すべきだという考えが強いのも絡んでいると思う。酷い話になってくると親のこさえた借金も子供が返さなければならないとかもあるし。

 

俺自身も人生の決定権が握れてないというのは現状だ。情けない話だが親の目とかその他周囲が自由にさせてくれないというのもあるし。

 

他にも様々な理由で人生の決定権を握れなくなっている人達は少なくないと思うし、そんな人達はどのように立ち回れば良いのだろうか(もっとも、完全に自由で決定権を持つ人などいないと思うが)?

 

卑怯でズルいやり方なのは踏まえつつも、水面下で準備するのだ。例えで言えば親や同居している人達には内緒で仕事を辞めて転職活動をしたり、逃げ場所を確保したりしておくのだ。あまりオススメしないが、一時の時間稼ぎならばエア出勤という手もあるだろう。

俺はこのやり方をコソ泥作戦と呼んでいる。若い頃バイクの免許を取った時はこの作戦で取得した。

 

大事なのは、自分の人生に関することならば承認や許可を得ずに行動することだ

会社とか社会集団の中で行動を起こす際は周囲の承認や許可を得なければならない場合があるが、自分の人生の決断なんて自己責任である以上はそんなものは必要ないはずだ。ましてや成人しているのだから犯罪以外は咎められる筋合いはない(ぶっちゃけ俺は成人してなくても自分の人生の決定権はあると思っているが笑)。

 

そんなことを言っても自分の本心を理解してほしい、認めてほしいという気持ちは消えないと思う。俺も未だにその気持ちは根底にある。

しかし残念ながら、9割方周囲の人間は理解もしないし許しもしないだろう。その人達を変えるのは時間もかかるし労力もかかる。そもそも俺達にそんなエネルギーは残っていないはずだ。

 

人生の責任を取るでもなく、大金をくれるでもない人達に忠義を尽くすのはやめよう。

スターウォーズパルパティーン皇帝のように表面上は味方面しておきながら裏で着々と準備を進めておくのだ。そして気付いたら「取り返しのつかない」ところまできていたら御の字だ。

 

大事なことなので再度書くが、「自由にさせてくれ!」ではなくて「自由にやる!」、「こっそりと自由を奪う」という姿勢が重要なのだ。

 

 

 


[ツイキャス] 人生の主導権を握りたい! (2020.07.12)