ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

ニートやひきこもりの人達とは相容れないのかもしれない

最初のブログを始めた時から今にかけて、ニート・ひきこもりというキーワードに関しては切っても切れない存在となっている。実際俺自身も短期間ではあるがニート時代がある。周囲が許さなかったのですぐに社会復帰せざるを得なかったが。

そうした経験もあるので、社会復帰した後もニートや引きこもりの人達に対してシンパシーを感じていたし、勝手に同志であると思い込んでいた。

しかしながら、歳を重ねていくにつれてそうでもないことに徐々に気付かされていった。

 

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ニートやひきこもりの人達の大半がその状況から脱したいと願っている

SNSやブログでもニート・ひきこもりの人達の情報が沢山入ってくるけれども、彼らの多くに共通しているのがまた働きたい、生活を改善したいという思いが根底にあることだ。おそらく過去の学生時代や社会人時代の傷がもとでニートやひきこもり状態にあるけれどもまだ壊れ切っておらず、まだまだ生きたい!という思いが強いのだろう。あとは日に日に減っていく貯金や、同居している家族の今後のことを考えると働きたいという思いが強くなるのかもしれない。俺も10代後半からずっとひきこもっていたら彼らと同じ考えになった可能性が高い。

 

teinousennin.hatenablog.com

 

最初はそれなりの関係になるが、時が経つにつれて圧倒的な溝があることに気付く

twitterを始めた当初はニート、ひきこもり、社会不適合者、ダメ人間などといった自分に近しい人達を片っ端からフォローしまくっていた。しかし、時が経つにつれて徐々に主義主張や意見の違いが浮き彫りになっていくことに気付かされていった。まあ考えの違いなんてものはあって然るべきだけど、決定的な違いなのは、殆どの人が人生を諦めていないことである。

そうした人生への可能性を捨て切れていないので、最初はニートでもいいじゃん!と声高々に主張していたのに、やはり働いた方がいいとなったり、ニートをやりたいという人間はシバいてやりたい!!という風に変わっていって、いつの間にか関係が自然消滅していくというケースが多々あった。

なので最近は無闇に相手をフォローしたりはしないようにしている。

 

周囲の変化についていけない

ニート・ひきこもりをしたい気持ちもわかるのだ。お金を得て自由になりたいとか、世話になった両親に恩返しをしたいとか色々理由はあるだろうし。

それでも、彼らの影響を受けて自分も…という風には変われないのだ。何故ならば今までの学生生活や社会人生活で、互いに傷ついて傷つけて不幸になっていく様を身をもって学んでしまったからだ。要は下手に社会に混ぜてはいけないケースもあるということだ。

こうした経験で壊れてしまったので、脱ニートの波にはどうしても乗れないのである。

 

最後に

ニートやひきこもりの人達は近しいように見えて、実は遠い存在なのが現実なのだろう。仮に脱ニートについてのアドバイスを求められても具体的な答えは出せないし、むしろ相手を逆撫でしかねないし。これに関しては俺もどうしても譲れないものがあるので、諦めざるを得ない。

そして、自分に近そうだからといって理解し合えると期待するのはやめておいた方が良いのだ。ニート、ひきこもりに関係なく、根本の部分では理解し合うのは難しいし、それをやろうとすると痛い目に遭ってしまうから。特に俺レベルになると。

部分的に意見を交換できればそれでいい。

 


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