ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

マスク国際警察

どうもおはようございます。久しぶりにワクワクして寝付けなかったていのうでございます。

 

昨年コロナが始まった頃、「マスク警察」という言葉が話題になった。本当の警察とかじゃなくて、マスクを着けていない人を見つけては注意したり、最悪の場合は誹謗中傷等に走ったりする人達のことだ。前者はいいとして後者は完全に正義の暴走だ。

 

彼らの気持ちは何となくわかるような気がする。俺はマスク警察に意識してなったわけじゃないけれども、たまにマスクをしていない人を見ると「あっ!」となってしまう。同調圧力なのか群集心理なのかはわからないけれども慣れというものは怖い。

 

コロナ2年目でマスクが定着しているこの国ではマスク警察という言葉は死語と化しつつあるけれども、俺の中で「マスク国際警察」が生まれていることに気付いた。

 

マスク国際警察とは、海外のニュースや海外在住外国人や日本通の外国人YOUTUBERのチャンネルなどで海外の生活の様子を見ては、「おっ!ちゃんとマスクをしているぞ」、「おい!あんたの国は感染が拡大してるのにマスクしてないじゃないか!」と勝手に批評をする人間の事だ。実際に相手を誹謗中傷まではしないけれども。

 

俺の他にももしかするとマスク国際警察になっている人達もいると思うが、俺がこうなったのはコロナ対策において日本と海外を比較し続けているからだろう。

例えば9月くらいにヨーロッパ等で規制撤廃のムードになってマスクを外し始めたのに対して、ワクチン接種が進んだ日本は相も変わらずマスクやソーシャルディスタンスの徹底がされていることに疑問を持ったり憤ったりしていた。現在その海外はその煽りを食らってかわからないけど感染が再拡大して規制が強化されているが。

つまるところ、海外の日常生活に戻るさまが羨ましかったのである。

 

色々なところで様々な意見が出ているけれども、やはりマスクは着けていた方が安全なのだろう。俺の勝手な意見としては日本も海外みたいに公共交通機関や屋内でのマスクの着用義務で良いのではないかと思ってしまうが。こればかりは文化や風習が違うので限界があるのだろう。

 

マスクの着用についてはまあいいとして、そろそろ第二類から第五類への道筋を誰か示してほしいし、コロナだけ特別扱いという風潮もやめた方がいい気がする。

そして、現在のコロナ対策をした状態で本当に経済を回復させて回せるのかが疑問である。所詮は過去の時代が懐かしいだけの老害の戯言だと言われるだろうが。