ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

欧米と日本のフェス(コロナ)事情の違いってどうなのよ?

どうもおはようございます。只今ブログの嵐のていのうでございます。一体どれだけ続くのでしょうか?

 

昨年は京都大作戦の直前の中止の発表や、フジロックを巡る論争などライブシーンを取り巻く環境は厳しかった。まあ当時のコロナウィルスの感染状況やワクチン接種率を考慮するとやむを得なかったといえるかもしれないが、ライブやフェスのみを異常なまでに批判していたのは異常だったと思う(せめてマスク着用ならば満員電車と同レベルと見て良かっただろう)。

 

今年は昨年度と比べて感染者数は桁違いに多いものの、大型フェスの開催は続々と決定している。勿論マスク着用、ソーシャルディスタンスの徹底と言った感染対策を取った上ではあるものの、これ以上は感染を抑えきれない、いつまでも抑え込み路線では経済が立ち行かないという一種の諦めとも受け取れる。

 

その他にも昨年と比べてワクチン接種が進んだことと、今後出てくる飲み薬等への期待があるから緩和していこうという流れであり、それ自体は喜ばしいことだけど、「やっとか」という思いは拭い切れない。

 

そして、コロナウィルス自体も変異していくことも十分考えられるので余談は許さないというのが現状だろう。去年みたいなフェスの復活の兆しがあってからの中止の嵐という流れはあってほしくないが。

 

そんなある日、久しぶりにFacebookを開いてみると、チリでロラパルーザというフェスが開催されていることを知った。

YOUTUBEでも公開されていたので早速見てみることに。

 


www.youtube.com

フー・ファイターズのライブだけど、お客さんはぎゅうぎゅう詰めで、皆大歓声&大合唱。マスクを着けている人も少しいる程度。

 

目を疑った。これはコロナ前のライブの動画なのではないかと。しかしながらこれが現実なのだ。昨年イギリスでのフェスの動画も観たけれども、そこでも似たような状況だった。

 

何でこんな状況なのかと思って少し調べてみたけれども、未だにわからない。チリはワクチン接種率が日本よりも高いからその影響もあるのでは?と思ったけど、人口当たりの感染率で行くとチリの方が感染していると思われるのでどうなのだろうか?

 

海外のコロナの規制に対するニュースがたまに入ってくるけれども、イギリスは規制を撤廃して経済を回す方向にシフトしたし、厳しい対策を取ってきたオーストラリアでも緩和の動きが見られる。

特に欧米では感染者数が以前高いままであるけれども、マスクを着用していなかったりコロナ前のような風景が見られているので正直羨ましい。

 

では何で日本ではそれに追従しようとしないのだろうか?これについては明確な答えがわからない。憶測として言えるのが、高齢者層の声が強いこと、コロナ禍で明らかに儲かる有力者がいること、マスクに抵抗がない文化があること、ハグをしたりする文化がないこと、同調圧力が異常に強くて正しさよりも周囲の行動を気にする国民性ぐらいか?他にも色々とあるだろうが。

 

個人的には専門家の方々には是非とも科学的なデータを日本国民にバシっ!と出して頂きたいと思う。海外の人々はこれだけ免疫があるから規制撤廃ができるけど、日本人にはそれがないからできませんと言った具合に。

 

まあこんな疑問を挙げても、「よそはよそ!」、「文句があるならば出ていけ!」という「正論」で殴られてしまうだろう。俺からすれば正論に見せかけた思考停止だ。俺は相も変わらず知識が足りない、頭が悪い「ていのう」だけども、こんな俺でも違和感には気付いたぞ。思考停止状態を受け入れられる人が多いのならば、それも一つの民主主義であって間違いではないのだが。

 

フェスの話から脱線してしまったけど、今年の国内のフェスは昨年と同じく規制された中で開催されるだろうし、ルールがあるならばそれを守らなければならない。嫌ならば個室でフェスの動画を観て一人でモッシュするなりすればいい。

 

それでも前方エリアの入場者数の緩和や、飲酒制限の撤廃(個人的にはこれはやってほしい…)はそろそろ検討していってほしいけどね。全ては通らないにしても、どこかに妥協点はあるはずだと思っている。

 

今年は過去ほどではないけれども、新しい形でのライブ・フェス三昧にしたいものだ。