ダメ人間にもなれない

年金、福祉のない超低資産の老後生活

またハイスタの曲を聴けるようになった

最近になって再びハイスタの楽曲を聴くようになった。今年の始めぐらいまではipodやPCで聴いていたのだけれども、2月になってからピタリと聴かなくなった。というよりも聴けなくなったのだ。

ドラムの恒岡章氏が亡くなってから。

 

2月の半ばにtwitterHi-STANDARDのトピックがあったので新曲の発表かな?と期待を込めて開いてみると、ドラムの恒岡氏が死去したという内容だった。

本当に信じられなかったし、悪い夢でも見ているのかと思った。最近はハイスタの活動が目立っていなかったけど、コロナが以前よりも落ち着いてきた今ならば本格的な活動再開も近いのではないかという期待も密かにあっただけに。

 

その日の夜は平日であったけれども、ハイスタの曲を聴いたり動画を観たりしながら結構酒を飲んだ。そして泣いた。

ズタボロだった20代の頃に自身の心の接着剤のような存在で命を取り止めてくれた存在だったし、俺自身のヒーローだったから。

 

それ以降はしばらくハイスタの楽曲を聴けなくなった。決して嫌いになったわけじゃなく、聴くと辛くなってしまっていたのだ。

再び聴けるようになったのは数か月くらい経ってからだろうか?それだけ恒岡氏が亡くなったことが受け入れられなかったのだ。ハイスタの活動はしていなくてもどこかで音楽活動をやっていて、いつかまた難波彰浩氏と横山健氏の後ろでドラムを叩く感覚が抜けていなかった。

メンバーや家族の方々のショックの大きさは計り知れなかっただろう。

 

それでも時の流れというのは不思議なもので、どんなに受け入れられなかったことでも自然と体に染みついてくるというか何というか。ずっと立ち止まってはいられないという感覚が無意識の内にこみ上げてきたと言えば良いのだろうか。

 

ハイスタ自体は活動を止めずに続けていくとのことだ。どのような形になるかはわからないが、それはそれで肯定的に受け止めたいと思う。

そして恒岡氏の生前にハイスタのメンバーが定期的に会っていて、同時に楽曲のレコーディングも行っていたこともアナウンスされていた。ハイスタは過去のバンドでなく、ずっと歩み続けていたのだ。

それが「I`M A RAT」だ。

 

そして、PIZZA OF DEATH主催のフェス「サタニックカーニバル」の最終日の大トリをハイスタが務める。ドラムが誰になるのかわからないけれども、本当に行きたかった。

チケットを無理してでも取っておけば良かったと本当に後悔している。

明日のサタニックカーニバルに行かれる方々は是非とも楽しんできてほしい。

 


www.youtube.com

恒岡氏参加の最後の楽曲です。

 


www.youtube.com

「The Sound Of Secret Mind」もハイスタの名曲で、先日行ったビバラロックでKen Yokoyamaが披露していました。ガチ泣きしました。