ダメ人間にもなれない

年金、福祉のない超低資産の老後生活

底辺はクソだと言われるけど

色んなところから「底辺はロクなもんじゃない」、「関わるだけ時間の無駄」と聞く。

そういう人たちの言い分は

「底辺と仲良くしたところでせいぜい傷の舐め合いにしかならない」

「最終的には足の引っ張り合いか共倒れになるだけ」

「そんなことをするくらいならキャリアアップの努力をすればいい」

 

こんなところだろう。

 

確かに言いたいことはわかる。俺含めてtwitter上で「沈んでいる」人たちに同調したりしても具体的な行動に繋がらず、何の進展性がないことも体で覚えているつもりだ。

 

しかし、だからといって底辺以外の「マトモ」な人たちとはどうしても仲良くなれそうにない。それはどうしても考え方が合わないから。

 

俺は未だにニート的な思考(働かなくていいなら働かなくてもいい、努力したい奴だけすればいい、体育会系のノリは嫌だ)を捨てることができない。

なのでマトモな人たちに本音を吐き出せば確実にドン引きされるか徹底的に叩かれるので、「そうっすね~」みたいに曖昧にお茶を濁していくしかないのだ。

そんな態度だと相手にも「何考えてるんだコイツ?」という風に伝わっていって、次第に相手にされなくなる。

 

なので考え方が近い底辺寄りになるのは自然なのだ。話も伝わりやすいし、何だかんだいって安心感もある。っていうか底辺、底辺とやたら馬鹿にしてるけどある意味必要悪なんじゃないかね?彼らが絶滅したらどうなるか見物だよ。

 

底辺と関わっても進展性がないが、それ以外の「マトモ」と呼ばれる人たちとも相容れない。詰まる所どっちもどっち。これが本音だ。

 

言い方は悪いが、底辺もマトモも関係なく本当に興味がある人以外は適当にあしらっておけばいいんじゃないかと思う。

年末はライブに行かない

ここ数年の年末の過ごし方と言えば千葉の幕張メッセで開催される「COUNTDOWN JAPAN」に行って現地で年越しのカウントダウンを迎えていたけれども、今年は行かない。

 

理由としては、以前の記事でも似たようなことを書いたけれども昔ほどライブ欲がなくなってきたこと。まだ20代の頃は無理をしてでもライブのチケットを取って参戦していたけれども、歳を重ねるにつれて体力的にキツくなってきたのと、そこまで無理してライブに行かなくてもいいのでは?と思うようになってきたから。

 

あと、個人的に今年のCOUNTDOWN JAPANのメンツがそこまでしてでも観に行きたいレベルでなかったこともある。横浜銀蝿NUMBER GIRLはちょっと観てみたい気持ちはあったけど、それ以外は「いつもの人たち」といった感じだったので(それでも素晴らしいアーティストであることには変わらないのだけど)。

 

それに何といってもお金がかかる!いつもは12/30,31日の後2日で参加しているんだけど、チケット代のみで大体2万円。

それに加えて時間が空けばフードエリアで肉丼とかクレープをちょいちょい頼んだり、喉が乾いたらビール、チューハイとくるので飲食代でも2日で大体1万円くらい。

交通費も往復夜行バスで移動したとしても、最低で1万5000円、帰りはゆったり新幹線となると2万円は飛ぶ。

極めつけは宿泊費だ。年末の幕張メッセ周辺のホテルは通常の倍はして、1泊1万5000円は安い方で2万円超えもザラだ。もっとも少し離れた南船橋あたりのカプセルホテルに泊まればもっと安く抑えることもできるけれども、ライブで疲れた後の移動を考えるとどうしても近いところを狙ってしまう。

そうこうしてザっと計算すると10万円はかかってしまう。ちょっとした海外旅行レベルだよ本当に。

 

それでもCOUNTDOWN JAPANの環境はすごく快適で、快適度でいったら日本最強クラスなんだよね。リクライニングエリアも設けられていて仮眠ができるし、真冬でも屋内だからTシャツ短パンでも快適に過ごせるし、フードエリアも滅茶苦茶広いし。

 

なので今年の年末はいつもと変わった過ごし方になる。詳細は伏せるが、またブログに書いてみようと思う。

絶望系ブログは見かけないよね?

昔は「無への道程」や「君が悪い、君」といった絶望系ブログ(最後の時間を過ごす日記)がいくつかあった。けれども今は殆どといっていいほど見かけない。何でだろうね?

 

絶望系ブログは今から7年前くらいが全盛期だったように思えるけれども、あの時と比べると雇用率とかそういうのが改善されたからだろうか。確かに10年くらい前のリーマンショックの頃と比べると求人の数は比べ物にならないくらい増えている。

 

あとは株価の上昇もある。現政権になって株価が回復してそれで儲けた人も結構多いと聞く。もしも無への道程のzar2012氏が健在だったならば、今頃は株で大儲けして海外で悠々自適の生活を送っていたのだろうか。

 

もっとも、東京オリンピックが終わった後は第二のリーマンショックみたいのが襲う可能性もあるので、再び絶望系ブログが出てくることも考えられなくもなさそうだが。

 

経済の回復以外に思いつくとすれば、ネット検索で自殺関連のサイトが見れなくなったり、twitter上でも通報されたりアカウント凍結されたりといった「情報統制」みたいなものだろうか。そういうサイトによって自殺が助長されたり追い風になったりするといのは納得できなくもないが、個人的にはそれで問題解決とするのはいささか疑問が残る。

 

それに、自殺関連の話題が少なくなってきているのはGOOGLEアドセンスとかに引っかかるとかもあるんだろうね。ブログで生計を立てている人も結構いるので、止むを得ないのだろうけど。

 

俺的にはこうした情報統制は今後ますます強化されていくような気がする。海外とかは日本以上に自殺問題がタブーとされていたり、個人の自殺を罰する国もあるというくらいだし。ひょっとしたら「抑死法」なんてものが本当に施行されちゃったりするかも?

そうなれば本当にディストピアだね。

 

いずれにせよ絶望系ブログやアカウントはもう石を投げても当たらないくらいに探すのは難しいといえるだろう。それこそスピリチュアル系とか自己啓発系が蔓延する、俺にとっては息苦しくて気持ち悪い世界が想像できてしまう。

 

こんなことばかり書いているとガチでGOOGLE先生に嫌われてしまいそうだ。そんな状況は踏まえつつも、せめて俺ぐらいはできる限りネガティブだけど「本音」を書いていきたいと思っている。

 

 

お酒が弱くなった

元からそんなに酒が飲める方ではなかったけど、最近はめっきり酒に弱くなってしまった。すぐにリバース…とかではないが、とにかくすぐに眠くなってしまう。ストロング缶の350mlを一本飲んだだけでもそのままスヤァ( ˘ω˘ )となってしまうくらいに。

 

特に「寝オチ」して缶に半分以上残ってしまったときは敗北感というか、やってしまった感が非常に大きい。その日に仕事とか車の運転があるときは当然捨てなきゃいけないし。

 

昔は深夜までゲームしたりとかできていたけれども、今はとても考えられない。というよりも徹夜ゲームとかもできなくなってしまった。多分レッドブルを2~3缶飲みながらでも深夜2時くらいでバタッとなるだろう。

 

こんな調子だと飲み会とかはダメだろうね。最初はテンション高めでいくけれども、途中で力尽きるようだと周囲もつまらないだろうし。というよりも元々飲み会とか誘われない方だし、酒は一人で寂しく飲むものだったけど。

 

酒は強くなかったけど、飲むのは好きだった。ラムとかウィスキーとかをストレートでキュッ!と飲んでカーッとなる感覚がたまらなかった。若い頃はアルコールの強い酒を飲めるのが一種のステータスだと思っていた時期もあったしね。今はそういう酒を買い込むと結構お金が飛んでしまうので、せいぜい3Lで1000円前後の日本酒を買ってチマチマ飲むスタイルに変わっていったけど。

 

お酒が弱くなったのは歳を感じてしまうけども、経済的にはいいんだけどね。以前は週末にコンビニで酒とおつまみとお菓子で自動的に2000円は使っていて、月で換算すると1万円くらいになっちゃっていたけど、安い日本酒とか焼酎の大容量のやつを買ってチマチマ飲むスタイルに変えてからはその半分くらいに抑えられているし。

 

あと、お酒が弱くなってからは時間も以前と比べて有効に活用できたと思う。週末にガーッと飲んでしまうと翌日の午前中は確実にくたばってしまうので、実質的に活動できるのは午後の6時間弱くらいになる。それが午前中も活動できるとなるのはやはり大きい。実質それが原因でマラソンの練習ができなかったことも多かったし。

 

断酒とかまではいかないけれども、今後は家での一人飲みは本当に軽いものになっていくだろう。旅先とか新幹線の移動中に飲む酒はまだまだやめられそうにないけれども。

そういえばこのブログを開設して1年が経ったなあ

今になって気付いたのだけれども、今の「ダメ人間にもなれない」を開設して1年が経っていた。本当に月日の流れの早さはかくも恐ろしいものだなと。

 

当初は今はもう閉鎖してしまった「GAMEMEMO」というサイトを勝手に受け継ごうと思って書き始めたのが切っ掛けだった。俺が思う社会不適合者の生き方や働き方といったものをネガティブながらも熱く書いた。最初の3カ月は月10本は当たり前の様に書いていたし。

 

しかし、書いていくうちにネタ切れになってきて、同じようなことを繰り返し繰り返し吐き出し続けていると徐々にブログに向けるエネルギーが失われてきた。それで月に2~3本くらいのペースになっていって、8月に至っては全く書いていない。

 

それでも以前の様にブログを消すようなことはしたくなかったので、「半活動休止」のスタンスを取りつつも何とか灯を絶やさずにやってきた。

 

ブログを消すことはしなかったけど、実質的には殆ど書いていないに等しい。その癖「アクセス数」のチェックと他の読者登録させて頂いているブログを読むことは忘れない日々。気楽と言えば気楽だったけど、やはりどこかで物足りなさを感じていた。

 

そんな時、読者登録しているMutrさんが運営している「無気力雑記」が気になった。彼は現在引きこもりニートを自称していながらもブログやFXなどで積極的に収入を得ようとする、俺とは正反対の立場だ。

 

記事の内容もアクティブで様々なことに挑戦していっていることが目立つが、何と言っても記事の数が多い。多い時は月に50~60本は書いていたし、現在もほぼ毎日のペースで書いておられる。

 

アクセスアップには記事の内容を充実させることも無論重要だが、それ以上にとにかく記事を仕込むことが重要なのだろう。かの有名なマナブさんもかつては1日に1本もブログを書けないのは甘えだと言っていたが、今なら何となくわかる気もする(それすらできない人間のことも想像しろよとも言いたくもなるが)。

 

なのでしばらくは薄い内容の記事を量産していこうと思う。そして2周年、3周年と続いていけたらいいだろう(1周年を記念して特別なことはやりません)。

 

 

手持ちが5000円!!

俺はいつも財布には福沢諭吉先生が一人は在中しているのだけれども、今月はお隣の県にライブに行ったり高速に乗ったりしたので、珍しく福沢諭吉先生が不在だ。

 

それで今の財布の中は…

 

約5000円…

 

銀行に行けばまだ金は下せるけれども、ここまで手持ちのお金が少なくなったのはここ10年で初めてではなかろうかと思われる。

 

今までは何だかんだ言って財布の中には数万円は入れてあった。そうじゃないと不安になってしまうから。

 

それで不安は解消されるのだけど、どうしても週末、休日になると節約のリミッターが外れて使ってしまう。自分へのご褒美というのはモチベーション維持の為には大切なことだと思うけども、俺の場合は「あと〇万円あるから別にいいだろう」と危機感とかそういうのがなくなってしまっているので、不必要に使ってしまう。もっと掘り下げていけば別の問題とかが絡んでるのだろうが。

 

財布に少ない金しか入れなくなると、流石に買い物をするにしても本当に必要なものか一考するようになったし、お金を使わない趣味や遊びを模索するようにもなった。一応銀行に行けば預金を下ろすこともできたけど、下手に預金を減らすのも億劫だし、何せ下らない理由で銀行に行くのも気が引ける。

 

取り敢えずお金が入ってくるまでは酒も買えないし、ライブにも行けないのでしばらくはブログ更新でもやろうかと思う。ブログは金にならないが、金のかからない遊びと捉えればコスパは最強クラスだ。

 

貧すれば鈍するといわれるように、基本的に金がなければどうしようもない。だけど、金が気軽に使えるような環境であれば金銭感覚も狂いやすくなるので、手元に大金を置かないやり方もかなり有効だと思い始めた。

 

お金がないからこそ敢えて行動的になる、「貧すれば火がつく」ようになれればいいのだけれどもね。

ふたり明日もそれなりに1巻を買って読んで

前回、前々回と辛口、劇毒なマンガレビューとなったので、今回はお口直しの作品を。

それがすずゆきさんのふたり明日もそれなりにだ。くらげバンチにも連載されている。

 

 

ストーリー

 

交際して1年3カ月が経ち、愛田優弥(25)と相原里央(28)は一つ屋根の下のアパートで同棲生活を始める。ふたりのゆるくほのぼのとした生活が描かれる。

 

社会人カップルが主人公

 

社会人カップルを題材にした物語はドラマとか巷で溢れているけれども、この作品は妙に親近感を感じるのだ。特にアラサー世代の人なんかはシンパシーを覚えたりする人が多いのではないかと思われる。俺はその世代を頭2つくらい上回ってしまったが。

 

ギャグ要素はないけど見入ってしまう

 

この漫画には基本的に逆とかお笑い要素とかは殆どない。優弥と里央の生活や、その周りの人間模様がゆったりと描かれるので、一般的な「面白さ」はない。だけど、そのゆるくほのぼのとした生活感が絶妙に描かれていて、不思議と見入ってしまう魅力を持つのだ。

 

悪人のいない世界観

 

この漫画の世界には基本的に悪人は存在しない。せいぜい初対面はギクシャクすることはあっても、物語の最後には何だかんだ言って和解する。優弥と里央以外にも彼らの家族、上司、同僚が出てくるけれども、悪意のある人間がいない。現実的に考えたらある意味不気味なくらいだ。

 

感想

毎週金曜日になると必ずこの作品を読むためにくらげバンチのサイトに訪れていたが、遂に紙のコミックまで手に入れてしまった。話の内容は既にくらげバンチの方で確認済だったけれども、WEB版よりも気持ち綺麗になっている感があった。

そして何よりも癒される。悪人の登場しない世界、女性キャラの可愛さと美しさ(俺は里央の同僚のゆんと沙織が好き)、そして男性キャラ(特に優弥の上司の課長が天使だ)の癒しレベルの高さ。正にユートピアの漫画というべきか。ある意味「麻薬」のような中毒性を持っていると言っても過言ではない。

俺なんかは既に恋愛とかそういうのとは別次元の世界に行ってしまった感があるのだけど、これを読んでいるだけで疑似的に充足感を感じさせてくれるのだ。実際の恋愛は叶わぬ夢で、リアルだとディストピアなんだろうが。

こうした幸せほのぼの系を見ているだけで辛いという人もいるだろう。それでも、何気ない日常や生活感を魅力的に描くのが絶妙だし、決して面白くない話ではあるけれども自然と読者を惹きつけるのがウリだと思う。

なので今は毎週金曜日(くらげバンチの更新日)がささやかな癒しの日になっている。