ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

syamuさんの復活

どうもおはようございます。久しぶりに日記形式で書こうと思います。

 

先日twitterにて、かつてYOUTUBEで人気を博していたsyamuさんが復活することを知った。syamuさんが復活するという呟きを目にして、エゴサーチをかけてみるとそれは事実であった。どうやらあのへずまりゅう氏がバックアップするみたいだ。

 

syamuさんは2019年に引退していて、活動全盛期は知らなかったけど、大体3年くらい前からその存在を目にするようになっていた。行動が面白いとか、ギリギリ健常者であるのではないかという点でたまに話題に上がっていたのだ。

 

syamuさんはその特異な行動をウリにして再生回数を稼ぎ、多くの登録者を集めて一躍大物YOUTUBERになった。しかしその反面で、恩人を裏切るなどの行動もあった為にそれを批判する声も少なくない(俺もそれは賛同できないが)。

 

そんな背景があるのは踏まえつつも、彼にはどうしても注目してしまうのだ。それは、俺自身もsyamuさんと似たようなギリギリ健常者と思われる特性を持っていて、他のYOUTUBERのような特化した才能や能力がありそうにないけれども、孤軍奮闘する姿に魅力を感じるからだ。

勿論ただの無能が大物になれるわけではないので、常人とはまた違った努力は必要なのだけど。

 

正直未だに信じられない。引退してからはまず復活はあり得ないと思っていたし、このまま過去の伝説で終わるものだと信じていたのだけど、まさかのどんでん返しだ。

ある意味ハイスタやエルレの復活にも似たような衝撃だ。

 

まあsyamuさんをいいように利用しようとしている大人の臭いがプンプンするのは否めないけれども、しばらくは動向を注目していきたい。

 

世の中はいい意味でも悪い意味でも本当に読めない、わからないことだらけだ。

合法ネットドラッグ

いきなり強烈なタイトルになってしまったけど、通報はご容赦を! 笑

内容も例に漏れず激烈な内容が含まれているので、苦手な方はお引き取り願いたい。

 

 

ダメさを売りにする人達

ネットの世界ではダメな部分を売りにして人気を得たり活躍されたりしているYOUTUBERや動画配信主、ブロガーがいる。昔で言えばsyamuさん、今で言えば七原さん、あいぽんさんなどが挙げられるだろうか。

視聴者は彼らのダメさ加減に怒りや呆れを感じつつも、何故か何度も観てしまうのだ。

高評価ボタンよりも低評価ボタンの方が多く、コメントも殆どが罵詈雑言ばかり。

そんなに怒りを感じるなら「非表示」にするなりブロックするなりすればいいのに、貴重な時間を割いてわざわざ批判をしにいく。

貴方達はそんなに暇なの?と毎度ツッコミを入れたくなるけれども、彼らはアンチ(ファン)であると同時に依存症なのだと思う。

俺はそれを合法ネットドラッグと勝手に呼ぶ。

 

あいぽんさんや七原さんは真っ当な努力をしない、真面目に働こうとしないクズっぷりを度々指摘されているけれども、単にダメさを出しているだけでは絶対に再生回数なんて伸びないと思うぞ。おそらく我々の見えないところで相当の努力や研鑽を積んでいるに違いない。

彼らのネット上での言動はどこまでが等身大で、どこまで演技なのかは想像できない。

 

ダメさ加減に依存する人達

ダメを売りにする人達になぜ惹かれるのだろうか?

俺が思いつく中では、自分と同じようなダメ人間でもああして生きていられるのだから安心できるという点だ。勿論ただのダメ人間のままではあそこまではなれないので、図太い精神力や注目される為の努力が必要不可欠だが。

もう一つは自分よりダメな人間、努力をしていない、甘えている人達を見下したり叩いたりして自己を正当化できるからじゃないだろうか?これは動画配信よりもSNSで顕著に表れているのだが、病み垢やネガティブ垢に「甘えるな、努力しろ!」という正論や説教をかます自称「自己責任論者」によく見受けられる。

自己責任論者の人達は過去に毒親やいじめで苦しんだり、社会人になってからもブラック企業での疲弊やパワハラなどに苦しんできたりと、苦労を重ねつつもそれなりの成功を収めたケースが多いのだろう。なので自分より楽をしていたり、努力もせずに怠けていたりする人間が許せないという気持ちが人一倍強いのだろう。それでダメ属性の人達をつかまえては叩くといった行為に走るように思える。

そんなことをするくらいならば、努力をして得たお金を使って高級風俗やマッサージに行けばいいのにね。倹約家だったらYOUTUBEで癒し動画を探しまくりなさいよ、と。

それでも満たされないというのであれば、ダメな人間を見下すことでモチベーションに繋げている可能性もあるのだろう。これもまた合法ネットドラッグだ。

 

まとめ

見下す対象を見つけることで安心したり、奮起したりできるというのは誰にでも多かれ少なかれあるのも事実だが、それに依存するのは如何なものだろうか?自分は前向きな努力ができないと証明していることにも繋がっているし。

こんなことを自己責任論者たちに話しても効果がないことは百も承知だ。麻薬中毒者の人に「麻薬は脳を破壊するから今すぐ止めろ!!」という正論を唱えても効果が無いように。すぐに止められるのであれば誰も苦労はしない。

まあ、せいぜい見下して悦に入るのは程々に…としか言えない。

五類引き下げを支持する理由

2020年からコロナ禍に突入し、世界各国で大勢の犠牲者を出しつつも比較的に被害が少なかった日本だが、現在は世界一の感染者数を記録するまでに至った。

そうした中で、YAHOOニュースのコメントではコロナの感染症法での扱いを第二類から五類に変更するべきであるという声が高まってきている。

俺もその中の一人であるし、現時点での個人的な見解を浅知恵ながら示したいと思う。

詳しく調べたい方はYOUTUBEなり書籍なりで調べてほしい。

 

もうコロナの抑え込みは事実上不可能

日本は世界各国と比較しても高いマスクの着用率を誇り、ソーシャルディスタンスの徹底や飲食店でのアクリル板の設置などといった厳しい対策を取っている。そのお陰もあってか当初は感染者数を低めに抑えることに成功してきたが、時が経つにつれてコロナも変異していき、その厳しい対策でも感染者数を抑え込むことは困難となっている。

それでも抑え込みに拘るというのであれば、中国のロックダウンを行うしかないだろう。

 

五類にすると何が変わるか?

現在の二類相当だと、入院勧告や就業制限といった行動制限を課せられて、指定の医療機関でないと受診できない。それが五類になると、それらはなくなって指定の医療機関でなくても受診は可能となるのだ。

それに伴って、現在の濃厚接触者の追跡や感染者の全数把握の必要性もなくなっていき、人々の行動が自由になる見込みがあるのだ。

 

五類に落とすとどんなデメリットがあるのか?

ただし、五類にすると現在では無料で行われるPCR検査やコロナの治療が有料になる可能性が高くなる。治療薬を処方してもらうにしても2万円から10万円になるという話もあるし、もしかしたらそれ以上になるかもしれない。35歳限界説の男さんの記事でも書かれていたけれども、中等症で5日間入院となったら保険が効いて86,000円支払わなければならないという。

現在の俺は何とか貯金を崩せば支払えるけれども、それもままならない人達もいることを考慮すると二類を維持するという考えも一理あると言える。

それでも俺は税源の限界を考えたら五類にした方が良いのではないかというスタンスを崩せないのだが。

 

35saigenkai.hatenablog.jp

 

まとめ

五類に引き下げることによって行動制限がなくなって人々の行動が自由になったり、医療の逼迫を食い止められたりするメリットがあるのが支持をする理由でもあるが、一番の理由は密集ライブ(ダイブ・モッシュありのライブ)に行きたいからだ。けしからん理由ではあるけれども、かつての楽しみというか本来の生活を取り戻したいのだ。

 

これがコロナ当初やデルタ株の全盛期だったらこんなことは言わなかっただろうし、自粛にも素直に従っていた。しかし、コロナもどんどん変異していって抑え込みが事実上不可能となった今はそれも非現実的としか言えない。

何よりも、海外のマスクなし、密集当たり前のフェスの状況をYOUTUBEで観ていると同じ感染症なのになぜ日本(中国もだが)はこんなにも制限を課せられなければならないのかという思いで歯痒くなる。

 

だったらアメリカでもイギリスでも勝手に移住して野垂れ〇ねという話だが、せめてよその国と我が国との対応の違いを明確に説明してほしいところだ。

 

とはいえ、慎重すぎる対応を取ってきた日本政府も流石に動かざるを得ない状況であることは間違いない。

第二類を堅持した上で行動制限を撤廃するような新しい枠組みを作るのか、或いは段階的に第五類に移行していくのかはわからないが、どこで妥協点を見出すのかはしっかりと注視していきたい。

 

やっぱりある程度の医療保障も残しておく方が理想的だ。

最近は…

どうもお久しぶりです。

とある事情でブログを休止していたけれども、そろそろ再開しようと思う。とは言っても、以前のような更新頻度にはならないと思うので、その辺りはご了承願いたい。

 

 

 

ポイ活に励む

楽天のポイントスクリーンとトリマに励んでいる。毎朝起きたらポイントスクリーンのアプリを起動して、「コイン」と「楽天ポイント」を稼ぐのだ。その次にトリマを起動して「スロットコイン」をGETして、貯まったらスロットをするのだ。そして帰宅してからは移動距離に応じた「マイル」に変換するというのが日課となっている。

飽き性で怠け者の俺でもゲーム感覚で続いている。

 

 

noteを久し振りに更新した

twitter上でもアップしたけどnoteを書き始めた。ブログ1本に集中した方がいいじゃないか?という話になるかもしれないが、どうしてもブログでは書けないような「安全じゃない」記事を書きたいという気持ちが抑えられないので、少しずつ下書きを書いているのだ。

その内有料記事やプライベートネタも書くかもしれないので、その時はよしなにお願いしたい。

 

県外のフェスに行ってきた

twitterでも呟いたけれども、京都で開催された京都大作戦の初日に参加してきた。昨年度は直前で中止になって悔しい思いをしただけに今回の開催は特別なものとなった。

詳細は後日趣味のブログの方でアップしたいと思っているので、何とか今月の内に書ければよいかなと思っている。

 

まとめ

本当に最近はポイ活中心の生活になった。もう少し範囲を広げてみようと思うけれども、あまり広げ過ぎると手が回らなくなるので程ほどにやろうと思う。ポイ活も楽しいけれども、本当に稼ぎたいのであればメルカリとかそういう方向に目を向けた方がいいし。極論を言えば労働した方が効率的に稼げるのだが。

とりあえず今はトリマで300円分のamazonポイント獲得を目指して積み上げている。

 

それにしても日本も世界も激動の時代に入ってしまった。コロナ、ウクライナ戦争、安倍元総理の件などなど枚挙に暇がない。

俺個人としては「クライマックス」を迎えたようにも感じるのだけれども、そう感じる人は俺ぐらいなのだろうか?

 

もう今までの価値観や人生観が通用しなくなったと言っても過言ではない。

本当に今のうちにやりたいことをやっておき、覚悟を決めて生きていく時代なんだと本気で思う。

 

そういう意味を込めて、「生きたきゃ生きようぜ」と言っておきたい。

トリマを始めてみた

先月からトリマをインストールし始めた。トリマは歩いたり移動したらマイルというポイントが貯まり、それを各種ギフト券やTポイントに変換するシステムだ。

以前から歩いた分だけポイントが貯まるアプリに興味があって、トリマが一番手っ取り早そうだったのと、旅先や外出先でも無為に歩き回ることが苦にならず、むしろ楽しいと思える性分だったから始めてみることにしたのだ。

 

www.trip-mile.com

 

 

万歩計として使える

今までスマホで万歩計を使用したことはなかったけれども、今回使用してみてその精度の高さに驚いた。家の中で移動したものもしっかりとカウントしてくれていたし。

 

ランニングの際に併用するのもオススメ

一応定期的にランニングをやっているので、その際も活用させてもらっている。というよりも基本的に外に出る理由というのがランニング以外ないからだが。

約13キロ走って10,000歩くらいは歩数を稼げたので、ランニングを趣味とされている方なら効率的にポイ活できるのではないだろうか。

 

バッテリーの減りが早くなるデメリットも

アプリを起動させている以上どうしてもバッテリーの減りが早くなってしまう。なのでフル活用する場合はモバイルバッテリーを用意しておくなどの対策が必要である。

 

まとめ

マイル交換のレートは100マイルに対して1円と見た方がよい(Amazonギフト券300円が30,000マイルの為)。なので割の良いポイ活かと問われたらそうでもないかな?というのが実状である。

それでも、万歩計として割り切って健康アプリとして使うのもアリだと思うし、何よりもゲーム感覚でポイントを貯められる醍醐味がある。

特に俺みたいにぼっち旅で旅先を無為に歩き回るのが好きな人にとっては、散策とポイント集めの一石二鳥のメリットがある。

 

それにしてもポイ活はいい。非効率的であることは否めないが、無能な者でもRPG感覚をリアルで楽しめるからだ。

 

 

球童 伊良部秀輝伝を読んで

今回は日本プロ野球のロッテや大リーグのヤンキースなどで豪速球投手として活躍した後、2011年に自ら命を絶った伊良部秀輝氏について書かれた、田崎健太氏の「球童 伊良部秀輝伝」を読んだのでレビューを書こうと思う。

実は以前から伊良部氏について興味があり、思い切って注文してみたのだ。

長文になるので、お時間のある方はお付き合いを。

 

 

伊良部氏の生い立ち

伊良部氏は沖縄で当時米兵だった父親と飲食店で働いていた母親との間に産まれた(その際結婚はしていない)。その後は兵庫県に移り住み、小学生から野球を始めた伊良部氏は恵まれた体格を活かして頭角を現していく。

その後、高校野球の強豪校である香川県尽誠学園に行って更に力をつけて甲子園出場も果たし、当時のロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)からドラフト1位指名を受けてプロ入りも果たした。

ただ、幼少期から「ごんた」(悪者)と呼ばれるなど素行面で問題があった。

 

プロ入り後

速球を注目されてロッテに入団してからしばらくは成績が伸び悩んだ。球が速いだけではプロの世界では簡単に打たれていたのだ。そこで伊良部氏は様々な指導者たちから教えを受けたり、自主トレーニングを重ねたりして研鑽していく。そんな中、当時のチームの同僚であった牛島和彦氏の助言や指導が伊良部の才能を開花させて、チームのエースに成長するまでに至る。

 

ただ、当時のロッテのGMを務めていた広岡達郎氏との確執や、伊良部氏自身が起こしたトラブルによってチーム内で孤立を深めてしまう。

メジャーリーグ挑戦

伊良部氏には幼い頃からメジャーリーグへの強い憧れがあった。それも名門ニューヨーク・ヤンキースだ。しかしながら、当時は海外FAもポスティングシステムもなく、メジャーリーグに行くには任意引退選手となる必要があった(同時期にメジャーリーグに渡った野茂英雄投手は任意引退選手扱いとなった)。しかも、当時のロッテと業務提携を結んでいたサンディエゴ・パドレスとしか交渉できなかった。

そこで伊良部氏と代理人は三角トレードを用いて何とかヤンキースと契約を結ぶことに成功する(これが今でもお馴染みのポスティングシステム導入のきっかけとなった)。

 

入団当初は契約問題による準備不足などによって、5勝4敗に終わった。しかし2年目は13勝9敗と勝ち越し、チームのワールドチャンピオン制覇に貢献して、日本人初のチャンピオンズリングを獲得している。3年目も11勝7敗と勝ち越してワールドチャンピオンに制覇に貢献し、2つ目のチャンピオンズリングを獲得している。

 

しかし、トレードでモントリオール・エクスポズに移籍してからは怪我等もあって成績が上がらなかった。挙句の果てには遠征先で酒を飲み過ぎて意識不明となって搬送されてしまい、それで解雇となる。

 

その後はプエルトリコウィンターリーグに参加して好成績を収め、テキサス・レンジャーズとの契約を結ぶ。当初は先発での起用だったが、途中から抑えに転向して順調な滑り出しを飾る。しかし、シーズン途中頃から打ち込まれるようになり、さらに肺血栓が見つかったことによってチームを去ることになる。

 

日本球界復帰と2度の現役引退

レンジャーズ退団後はチーム改革を進める阪神タイガースと契約を結び、7年ぶりに日本球界復帰を果たす。復帰1年目は13勝を上げてチームのリーグ優勝に貢献するが、2年目は1勝も上げられずに終わって、シーズン終了後に戦力外通告を受ける。その翌年に、現役引退を宣言する。古傷の膝が悪化していたのだ。

 

現役引退後は自宅のあるアメリカのロサンゼルスに戻ってうどん店の経営に乗り出すが、長くは続かなかった。その後は膝の調子が改善されて投げられる状態になっていたので、アメリカの独立リーグロングビーチ・アーマダで現役復帰を果たす。

その後は日本の独立リーグ、高知・ファイティングドッグスに移籍するものの、右手の腱鞘炎を起こしてチームを退団。二度目の現役引退となる。

 

最期

ロサンゼルスの自宅に戻ってからは酒浸りになりがちで、飲酒運転で逮捕されるなど荒れた生活を送るようになる。そして妻子とも別居状態となり、孤独となって精神的に不安定になった伊良部氏は自宅で首を吊って亡くなっている状態で発見される。

 

まとめ

伊良部氏は幼少期から野球の才能はあったものの、暴力事件を起こしたりトラブルを起こしたりと素行面に問題があった。有名なのはマスコミに対しての暴言や悪態だけど、日本プロ野球時代、メジャー時代、引退後も数々の警察沙汰やトラブルを起こしている。

そうした面は擁護できないものの、彼は後輩をいじめたりすることはなかったという。むしろ伊良部氏に可愛がってもらったという人も少なくないことから面倒見のいい人物であったことが伺える。

また、ファンサービスにも快く応じたり、慈善活動にも積極的に参加するといった一面があったこともわかった。

 

伊良部氏はものすごく研究熱心で、自らの投球フォームや投球術を繊細に考える努力家でもあった。プロ入り後も色々な人達に教え受けて自らの糧として、それを後輩に惜しみなく教えていた。

とある動画で見たけれども、エクスポズ時代に同僚だった吉井理人氏は「伊良部は教えるのが上手いですよ」と話していた。吉井氏の言う通りで、伊良部氏は説明や物の例えが上手くてわかりやすい印象だった。

 

あと、伊良部氏と実父はアメリカで何度か再会していたものの、その距離感を埋めることは叶わなかった。厳密に言えば完全に縁が切れていたわけでなく、実父側が歩み寄りの姿勢を止めていなかったので、もっと時間をかけて交流を重ねていればそれは可能だったかもしれないのだ。その辺りが悲劇としか言いようがない。

 

最後に、暴力沙汰やトラブルなどといった素行面では問題があったのは事実ではあるものの、野球を心から愛して真摯に取り組む姿勢が本物であったこともまた事実なのだ。

そして不器用ながらも優しい心と繊細さを併せ持っていて、どこか惹きつけられる魅力を持った人物であったと思う。

せめて彼の近くに支えてあげられる人がいれば今も野球界に貢献していたことを考えると、惜しい人を失くしたとしか言いようがない。

 

長文失礼しました。

 

 

貧BPさんのブログを読んで思う

先日、かつて外こもりの界隈で有名だった貧BPさんがブログを再開された。趣味垢のtwitterでフォローさせて貰っているのでそれで知ったのだ。

 

etrip.blog.fc2.com

 

一時期ブログを凍結されていたし、twitterにも情報をアップしていなかったので懐かしいなという思いでブログを覗いていみると、貧BPさん自身の環境や心境の変化が見て取れた。

くらげネコさんのブログでも記事にされていたので、そちらも参考にすることをお勧めする。

 

neet3.hatenablog.jp

 

俺が貧BPさんの存在を知ったのは8~9年前くらいだろうか。当時は仕事で疲弊しきっていて日本の働き方に対して強い疑念や不満を抱いていた。そんな時に貧BPさんのブログに出会ったのだ。労働を嫌悪して日本の社会に対しての不満を述べる姿に共感してファンになっていった。

 

彼のブログには粘着するアンチがいて、彼らを「働け働けうるせーわ!!」、「こいつらいい加減にしろよ!!」って感じで眺めていた。というよりも当時の貧BPさんを「援護射撃」しようとしたこともあった。

 

当時の俺は貧BPさんのことを勝手に同志だと思い込んでいた。労働信仰を嫌悪していて、海外脱出を目指しているダメ人間みたいな感じで。しかしながら、彼は俺とは大きくかけ離れた雲の上の存在だったのだ。

実際の彼はハンドキャリー(手荷物で運べる程度の品物を海外に持って行く仕事)やアフィリエイトでバリバリ仕事をこなすビジネスマンであり、ネガティブな部分をさらけ出しつつもコツコツと資産を増やしていた。

 

そうした中2018年にブログを閉鎖し、ネットの表舞台からは姿を消していた。

それからの彼はアフィリエイトの減少、コロナ禍によるハンドキャリーの停止等の逆境に遭いながらも正社員として就職して奮闘し、1,000万円以上の資産形成も成功した。

しかしその後は資産が減少したり、健康面の悪化があったりと苦労をされているようである。

 

かつてブログを更新されていた時から時間が経っているというのもあるけれども、人は変わるものであるということを痛感させられた。かつての貧BPさんはいい会社に入って、結婚して、子どもをつくってといった「普通の生活」を目指していないようだったけど、今はそんな生き方が愛しいように感じた。

そして、もっと若い頃にマトモになれるように頑張っておけば良かったという後悔の念も彼のtwitter等で散見された。くらげネコさんの記事でも書かれていたけれども、一度成功すると金銭感覚や人間関係等も変化して、生活レベルを落とすことができなくなるのでは?と思った。

俺の様に幼少期から奇行の繰り返しで我慢を繰り返して沈殿した人生を送ってきたのとはワケが違うのだ。もう勝手に高齢者宣言をして、いつ〇んでもいいや!なんて思っちゃってるしね。

 

何度も言うけれども人は変わっていく。行動しようがしまいが。貧BPさんは7~8年前から変わったし、俺自身も「変わっていない」と評されるだろうが実際は変わった。

俺もあと10年経ったら(生き延びられたら)また変わるのだろう。あの時頑張っておけば良かった、マトモになっておけば良かったと後悔することはなさそうだが。 

 

今後の貧BPさんを見守っていきたいと思う。