いきなり強烈なタイトルになってしまったけど、通報はご容赦を! 笑
内容も例に漏れず激烈な内容が含まれているので、苦手な方はお引き取り願いたい。
ダメさを売りにする人達
ネットの世界ではダメな部分を売りにして人気を得たり活躍されたりしているYOUTUBERや動画配信主、ブロガーがいる。昔で言えばsyamuさん、今で言えば七原さん、あいぽんさんなどが挙げられるだろうか。
視聴者は彼らのダメさ加減に怒りや呆れを感じつつも、何故か何度も観てしまうのだ。
高評価ボタンよりも低評価ボタンの方が多く、コメントも殆どが罵詈雑言ばかり。
そんなに怒りを感じるなら「非表示」にするなりブロックするなりすればいいのに、貴重な時間を割いてわざわざ批判をしにいく。
貴方達はそんなに暇なの?と毎度ツッコミを入れたくなるけれども、彼らはアンチ(ファン)であると同時に依存症なのだと思う。
俺はそれを合法ネットドラッグと勝手に呼ぶ。
あいぽんさんや七原さんは真っ当な努力をしない、真面目に働こうとしないクズっぷりを度々指摘されているけれども、単にダメさを出しているだけでは絶対に再生回数なんて伸びないと思うぞ。おそらく我々の見えないところで相当の努力や研鑽を積んでいるに違いない。
彼らのネット上での言動はどこまでが等身大で、どこまで演技なのかは想像できない。
ダメさ加減に依存する人達
ダメを売りにする人達になぜ惹かれるのだろうか?
俺が思いつく中では、自分と同じようなダメ人間でもああして生きていられるのだから安心できるという点だ。勿論ただのダメ人間のままではあそこまではなれないので、図太い精神力や注目される為の努力が必要不可欠だが。
もう一つは自分よりダメな人間、努力をしていない、甘えている人達を見下したり叩いたりして自己を正当化できるからじゃないだろうか?これは動画配信よりもSNSで顕著に表れているのだが、病み垢やネガティブ垢に「甘えるな、努力しろ!」という正論や説教をかます自称「自己責任論者」によく見受けられる。
自己責任論者の人達は過去に毒親やいじめで苦しんだり、社会人になってからもブラック企業での疲弊やパワハラなどに苦しんできたりと、苦労を重ねつつもそれなりの成功を収めたケースが多いのだろう。なので自分より楽をしていたり、努力もせずに怠けていたりする人間が許せないという気持ちが人一倍強いのだろう。それでダメ属性の人達をつかまえては叩くといった行為に走るように思える。
そんなことをするくらいならば、努力をして得たお金を使って高級風俗やマッサージに行けばいいのにね。倹約家だったらYOUTUBEで癒し動画を探しまくりなさいよ、と。
それでも満たされないというのであれば、ダメな人間を見下すことでモチベーションに繋げている可能性もあるのだろう。これもまた合法ネットドラッグだ。
まとめ
見下す対象を見つけることで安心したり、奮起したりできるというのは誰にでも多かれ少なかれあるのも事実だが、それに依存するのは如何なものだろうか?自分は前向きな努力ができないと証明していることにも繋がっているし。
こんなことを自己責任論者たちに話しても効果がないことは百も承知だ。麻薬中毒者の人に「麻薬は脳を破壊するから今すぐ止めろ!!」という正論を唱えても効果が無いように。すぐに止められるのであれば誰も苦労はしない。
まあ、せいぜい見下して悦に入るのは程々に…としか言えない。