今回は宗教チックな話になってしまうので、苦手な方は早々に戻るボタンを…
自殺を推奨する気は毛頭ないが、スピリチュアル系とか宗教系でよく言われている、「自殺したら来世や死後の世界で永遠に苦しむ」といった考え方が未だに大嫌いだ。
理由は現世で生きている人達を縛り付けるものだから。自殺したら地獄に行くから何が何でも生きなければならないと脅して、不当な我慢を強いるのは俺からすれば犯罪的にも思える。
それに、自殺すればカルマがどうとか人間の徳がどうとかいろいろ言われている。
確かに自殺のやり方によっては周囲に多大な被害を及ぼすケースがあるので悪でないとは言い難い。
だけど、俺からすれば個人の自殺よりも大量無差別殺人とか、児童虐待とかの方が余程悪であると思えて仕方がない。
あと、来世で苦しむ論を唱える人達の言うように死後の世界や来世があり、前世の所業が来世に影響を与えることが真実だったとする。だとすれば世の中は争いも犯罪もごく僅かなユートピアになるんじゃないだろうか?
現在も武力を増強して少数民族を迫害している某国とか、テロを画策している連中にその論法で諫めてみればいいのではないのか?良くて無視されるか、その場で惨殺されるかだろうけども。
結局のところ税金を納める人間が減るから自殺したら来世で苦しむという脅しを入れたんじゃないだろうか。俺から言わせれば、本当に来世で苦しむべきなのはそうやって人を脅したり騙したりして私腹を肥やしていたり、貶めていたりする連中だけども。
話が脱線しまったけれども、来世で苦しむから自殺はしてはならないといっても説得力に欠けるし、何の問題解決になっていないということだ。そんな的外れな説教をする気力があるのならばお金または労力を使って説得するなりすべきなのだ。
来世で苦しむから自殺しないでいるというのは本人の自由の範囲だろう。しかし俺はそんな縛りプレイを強制されるから生きるというのには断固反対である。何よりもつまらないし、それで追い詰められて自身が壊れてしまったら元も子もないから。
俺は来世なんてあってほしくないと思っているけれども、仮にまた来世で「周回プレイ」をさせられたとしても、また今のように「生きたい者が生きるのが生物の本能である」という考えに再び辿りつくような気がする。
来世とかに縛られずに、現世をできる限り好きに生きたほうが健康的かつ平和的なんじゃないだろうか。