冒頭のタイトルで不快感を示す方もおられるだろうが、意思表示として敢えてこのままにしておこうと思う。人によっては更に不快感や憤りを感じる可能性が高いので、ブラウザバックを推奨したい。
ネット上で一部の界隈からは優生思想に関して色々ネタに挙がってきたけれども、最近は某YOUTUBERの影響で大きく取り沙汰されている。
俺は以前から有能な人達こそが社会で活躍すべきであり、無能な人は無理に社会に混ぜるべきではないと主張してきたし、それは今でも変わらない。
かなり前から堀江貴文氏やひろゆき氏が主張してきたベーシックインカム論や働き方にはずっと賛同してきた(無論彼らの全てには賛同できないが)し、無能な人間でもとにかく働け、いじめられてもいいから働けという労働脳に関しては嫌悪感が強い(むしろ歳を重ねるにつれてそれが増大している)。
なので優生思想そのものに関しては否定できないし、むしろそちら寄りなのだろうと思う。
そもそも優生思想って某YOUTUBERのような成功者に限らず、殆どの人が大小なりとも持ち合わせているものじゃないだろうか?美人やイケメンがモテやすいというのは昔から変わらないし、就職試験の面接でも外見がいい人の方が採用されやすいというのも聞いたことがある。
それ以外でも、YOUTUBERでもタレントでも、多少性格に難があっても魅力的な人を好む傾向にあるのも一種の優生思想のような気がする。
優生思想に関しては未来永劫なくならないのだろう。
それでも、某YOUTUBERの言動はやはりアウトだろう。彼の主張する「ホームレスや犯罪者よりも猫を大切にしたい」という意見は否めないし、彼以外にも多くの人がそういった感情を持っているというのが残酷な現状ではなかろうか。
だからと言ってホームレスは殺しても構わないというのは論理が飛躍しているというよりも破綻している。暴れたり、無差別殺人を起こそうとしているのであれば武力制圧もやむを得ないが、そうでないひとを汚い、ウザいからという理由でやっちまえというのは論外である。
優生思想はなくせないとしても、自らの意志で生きようとしている人達の生命をおびやかすことは絶対にあってはならないのだ。俺は安楽死に肯定的な意見を持っていたり、生存権放棄派の主張を繰り返してきているけれども、生存権主張派の言うような社会福祉の確保や拡充に関しては賛同している。
これ以上書くとさらに過激な内容になってしまうのでここまでにしておこうと思う。
何度も繰り返すが優生思想、弱肉強食は仕方ないし、この先のずっと残るだろう。しかし、それをそのまま野放図にしておくと本当に北斗の拳とかそういう世界になってしまうので、そこだけは忘れないようにしなければならないだろう。