ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

上京ジェラシー

以前にも書いたかな?と思って過去記事を検索してみましたが書いていなかったので再録みたいな感じで書こうと思います。

 

地方から上京したという話を聞くと複雑な気持ちになる。地方で活動していたバンドが更なる高みを目指して東京に拠点を移す、上京して転職して人生を好転させる、などなど色々あるけど、それに対して応援したいとう気持ちと寂しい気持ちが同居するのだ。

 

確かに東京の方が地方と比べて仕事も沢山あるし、色々な人が全国から集まっているので文化とかそういうので面白いものも豊富だ。あとは地方特有の閉塞感というか不自由さが嫌で東京に出てきた人達もいるだろう。ネット上で見た人達には上京して人生を好転させたケースが少なくない。

 

そういうのを見ると本当に頑張っていて凄いと思うけれども、自分のいる場所からどんどん遠くに羽ばたいていっている感覚から虚無感が出てきてしまうのも事実だ。

 

因みに俺はそこまで上京思考は強くない。過去に地元から出ようかな?と少し考えた程度で、「絶対にこんなクソ地元から脱出してやるぞ!」という気概はなかった。

それに東京に移住して仕事をやるにしてもできる仕事がないんだよね。かなり偏見が強い意見になってしまうけど、地方でも通用しない人間がビジネスの本場である東京で勝負を仕掛けるなんて正気ではない。

プロ野球で例えたら独立リーグでも実力がなくて低成績の選手がNPBの1軍に殴り込みをかけるようなものだ。当然ドラフトにも引っかからないし、余程入団テストで圧倒的な成績を残さない限り入れないよ(当然その確率は低い)?

ワンピースで例えるならば地方はイーストブルーで、東京はグランドラインなのだ(海外の都市はグラインドライン後半の海レベルだろう)。

 

もしも俺のような無能が上京するとしたら、ホームレスになって野垂れ死ぬ運命を受け入れる覚悟が必要なのだ。

 

ここまで地方をdisって東京アゲのように書いてしまったけど、中には東京や都市部で生活していたけれども、地方に移住して活躍されている人達も多くいる。イケダハヤト氏とかもその代表例だろう。適正とか相性の問題なのだろう。

 

それでも東京で転職しようとしたり、学校に行こうとしている人達は本当に凄いし、そのエネルギーはどこから湧いてくるの?としか言えない。

やはり壊れ切っていない人達の「人生立て直しモード」は俺が到底理解しきれないところにあるのだろう。 

 

俺は地方でも都市部でも適正はないかなあ。強いて言えば家の近くにスーパーとスーパー銭湯があって貯金が10億円あれば日本のどこでもいいかな。

でも一度くらいは高円寺で生活してみたいという思いは捨てきれずにいる。