ここ10年近くになるのだろうか。自分に似た境遇なり、考え方の人をひたすらGOOGLE検索なり、エゴサーチなりしまくってきた。
そうしていくと「お前は俺なのか?」という人が面白いぐらいに出てくる。そうやってtwitterで相互フォローになったり、ブログでも読者になったりして知り合いが増えていって救われた気持ちになってきた。
でも、時間が経つにつれてとある現実を悟ることになる。それは、
殆どの人に頑張る力が残っているということだ。
色んな人のブログやtwitterを読んでみても、表面上はネガティブなことを言っていても、根っこの部分では諦めていない、まだやれるんだという気持ちが見て取れる。その点では俺とは明らかに違う。
言い換えれば、多くの人は「傷ついてはいるけれども何とか修復可能な故障車」。それに引き換えて俺は「メインのエンジンが壊れてしまった廃車」とすればいいだろうか。
もっとも、廃車といっても事故で大破したわかりやすいやつでなくて、「空ぶかし」しまくってエンジンが壊れた、わかりにくいやつではあるけれども。
そんな明確な違いがあるので、最初は共感できても次第に違和感を覚えていって、最後は関係が自然消滅しちゃうパターンだ。最初からならともかく、徐々に分かり合えなくなってくるのは辛いね。まあ、ネットをやっている人たちの9割方は諦めてないということを頭に入れておいた方がよいのだろう。
人間、承認欲求は何だかんだで消すことはできないし、どうしてもわかってもらいたいという気持ちは誰でも大小問わずあるのだろうが(そうじゃなかったらブログとかはやってないはず)、囚われちゃダメなんだろうな。難しい話だが。
そういうのは「行動」で誤魔化してやり過ごすのが今のところベストなんだと思う。