ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

もしも長期ニート、ひきこもりだったならば

現在の俺は労働者の身分であるけれども、もしも10年くらいずっとニートを続けていたらどうなっていただろうか。おそらく働きたいと思っていただろう。

まあ、ニートとかを許される環境じゃなかったのでそうはならなかったと思うが。


第一の理由としてはお金がないから。お金が無いのでどうしても親に頼らざるを得なくなって、親との関係も悪くなるし、自由に使えるお金も当然ないので色々なストレスがたまってくる。なので今でこそ嫌労働な主張ばかりしている俺でも、現状打破の為に何らかのアルバイトを探したり、ネットビジネス等を真剣に調べたりすると思う。

 

第二の理由としては、労働によるダメージを負っていないから。今みたいに諦観のスタイルになってしまったのは、曲がりなりにも10年以上の労働を続けてきたからだ。そこで本来ならば前向きな努力に使うエネルギーを我慢とか色々なものに使ってしまったので、ネットで活躍されている方々みたいに頑張ったり新しいことに挑戦したりすることができないのだ。

こんな例え方をしたら「本当の努力をしている人たちに失礼だろボケ!!」とブチキレられるだろうが、アスリートが若い頃に過酷な練習等で肉体を酷使して後からボロボロになって後遺症が残ってしまったりする状態だ。逆に言えば今頑張れる人たちは過去にそれほど酷使していなくて、高齢になってもスポーツを続けられるタイプといえばいいだろうか。

 

ネット上で情報を発信されているニートや引きこもりの人たちの大半は脱ニートなり脱引きこもりを考えていると思う。傷ついたりはしているけれどもまだ諦めてない、自分の人生の価値を捨て切れてないという思いが随所で伝わってくるし。そういった人たちをフォローしたり、ブログの読者登録をさせて頂いているけれども、「部分的な共感はできても根っこの部分で違和感を覚える」というのが本音である。

もっとも、本当に人生を諦めている人たちはネットをやっていないか(やれる状態でない)、そういった本音を隠しているだろうが。

 

現在の俺は約半年はニートをできる貯金があって、心が擦り減った状態だ。もしも貯金があと10万円くらいになったりしたら焦りを感じるだろうが、一念発起して期間工に応募とかはないと思う。

これが働き出す前の状態とかだったら行動が変わっていただろうね。

俺みたいな状態に陥っている人がいるならば「お疲れ様でした、あとは貴方のお好きなようにしましょう」としか言えないけれども、もしそうでないならば「我慢とかにエネルギーを使わずに自由にやりましょう」と言ってあげたい。