仕事とか勉強においても敢えて難しい課題を与えてやることによって、相手が成長するというのが主流なんだろうけども、俺は必ずしもそうはならないと思っている。
俺が思う成長する条件とは、その人にやる気なり気力がある時だけだ。
例えば現段階ではTOEICの点数が20点しか取れないけれども、「海外移住する為に900点以上は取りたい!」という明確な目標や気力があるというのならば1日に5時間の猛勉強を課しても別に問題はない。
逆にそれがないやつに無理矢理課題を与えたらどうなるだろうか?
最悪そいつは腐るし、周囲にも悪影響を与えるだろう。特に仕事においては能力もやる気もないやつがいたとして、同じ賃金を貰っている以上は公平上の問題があるのでそいつにもある程度の業務は振らなければならない。
それで何とかなる場合もあるが、いくら圧力をかけて無理矢理やらせても肝心要のところで手を抜いたり、いい加減な仕事をされて結局は周囲が尻拭いしたり、頭を下げる羽目になるケースも少なくないのではなかろうか。
イギリスの諺でいう、「馬を水飲み場に連れていくことはできても水を飲ませることはできない」である。
なので理想としては諦めてあげる。重要な仕事は絶対に任せない。邪魔をしてくるようならば速攻クビ。これらは流石に無理があるが、方向性としては何もさせずに遊ばせておくのだ。いじめてやりたい気持ちもあるだろうが、結局はお互いの首を絞め合うだけなので。
やっぱり無理して続けているよりもすぐに辞める人間の方がタチがいいのだろうね。