ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

恵まれているもの、恵まれてないもの

どんな人間にも程度の差こそあれど、恵まれているもの、恵まれてないものがあると思う。

例えば実家が大富豪で金銭面では恵まれているけれども、周囲の人間関係が劣悪であるケースがあったりとか、その逆で貧乏な家庭で育って金銭面では恵まれなかったけれども、周囲の人間や環境が恵まれていて大成するケースなど様々あるだろう。

中にはそのどれもが最悪というケースもあるかもしれないが、何らかの形で「恵まれているもの」はあるはずだ。

 

俺に当てはめて考えたらどうだろうか。実家はそれ程裕福でないにせよ、借金を背負ったりはしてないので金銭面ではそこそこ恵まれているとはいえる(その点でいったら本当に感謝している)。逆に恵まれなかったものといえば、自己肯定感を育まれなかった、努力できる環境でなかったこと、ギリ健であったことだろうか。

 

人は俺含めて、どうしても恵まれなかった部分に注目しがちになってしまうんじゃないかと感じている。だけどどこかのタイミングで「恵まれている」ものに気づいて感謝して謙虚にならなくてはいけないとも思える。俺はそこまで到達はできてないのだけれども。

 

特に努力は才能とか環境の問題ではないと高々と主張する人達ほど、自身が恵まれていることに気づいていない傾向があるように思える。それを指摘したらほぼ全否定するかブチキレるだろうから、敢えて指摘する必要はないと思うけど。

 

まあ恵まれなかったものは「仕方がなかった」と受け入れた方がいいのではなかろうか。それを相手に強制したりしてはいけないとは思うが。

 

今当たり前にできていることが恵まれていることだと認識すること、そして自身にとって恵まれたものをいかにして強みに変えていくかが重要なのだと思う。