ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

尊敬している人に会いたいか?と問われたら

皆様には尊敬している、若しくは崇拝している人はいるだろうか?

自分には何人かいる。その中の一人がギタリストの横山健氏だ。ライブ中のMCでは下ネタが飛び出したり、時には有名芸能人のモノマネを披露したりする(最近はやってないのだろうか)お茶目なオジサンだが、自らインディーズレーベルを経営するプレーイングマネージャーであり、日本のパンクロック界のレジェンドだ。

 

コロナ前はライブハウスやフェスで何度もライブに行ったことがあるし、かつてはライブ中にピックを手渡しで貰ったこともある。あれは俺の人生の中でも数少ないハイライトシーンと言っても過言ではない。

強いて言えば音楽、ライブによって俺自身の人生を繋ぎ止めてくれた存在の一つでもあると言える。

 

そんな横山健氏に実際に会ってみたいかと問われたらそうでもないというのが本音だ。

仮に関係者と繋がりがあってバックステージパスをゲットして会えたとしても、「あ、あ、あ、握手してください…」、「この前のアルバム聴きました!」ぐらいしか言えない。それはそれで自分の中で思い出になるし嬉しいけれども、どこか恥ずかしさというか、申し訳なさというかそんな気持ちになる。

 

会う以外でも遠目から見ているのと実際に接するのとでは全く違うものだろう。画面越しだと神だけど、実際に接してみたら裏の顔とのギャップに苦しむみたいなことも増えるだろうし。

リスペクトがヘイトに変わり、下手したらキルフォアユーになるかもしれない。

 

不用意に嫌われたくないし、嫌いになりたくもない。憧れのままの存在にしておくのも一つの手かもしれない。

 

皆様は尊敬している人には会ってみたいだろうか?

 


www.youtube.com

横山健氏の人生を表した歌詞がグっときます。