ダメ人間にもなれない

PCの画面をクリックするしかできない男の日記

おうちでSE!

 たまには軽いノリでいってみよう(実を言うと素の7割方はこんな感じなのだが)。

 

というわけで、ライブ・フェス自体の存続が不透明な現在ではあるが、前回に引き続いてライブのSE集でも上げてみようかと思う。個人的に気に入ってるやつばかりだけど。

 

 

teinousennin.hatenablog.com

 

 

ネッキーとあそぼう わんぱく☆パラダイス はじまるよ

冒頭の「始まるよー」の掛け声で肩の力が抜けてしまうのだけれども、ヤバイTシャツ屋さんのSEとして使用されている。ヤバイTシャツ屋さんの曲はメロコア寄りで速くて激しいノリだが、そのギャップがまた面白い。


ネッキーとあそぼう わんぱく☆パラダイス オープニングのみ

 

immdeiate Music With Great Power

こちらはcoldrainのSEとして用いられている。アメリカのイミディエイトミュージックという映画の予告音楽(トレーラー音楽)を手掛けている会社が作った曲だ。

ライブやフェスでこの曲が流れると「ラスボス感」が伝わってテンションが上がるし、coldrainのライブも一層ヒートアップすること間違いなしだ。


Immediate Music - With Great Power

 

ゴダイゴ モンキーマジック

1978年に放映されたドラマ「西遊記」のOPとして有名であるが、こちらはサンボマスターが採用している。最初のテクノ(?)の部分からワクワクさせらるし、「アチョー!」で一気にテンションを上げさせてくれる。そしてボーカルの山口さんの訛った煽りで始まるライブは必見だ。


Monkey Magic

 

お母さんお願い Molih ta majcho i molih

こちらはブルガリア民謡だ。BRAHMANのSEとして知られている。この曲が流れると一斉に観客は頭の上に手を合わせるポーズを取って、初見の人からしたら「ヤバイ宗教じゃないのか?」と思われるだろう。そうなのだ、一種の「宗教」であり、「儀式」とも言えるのだ。この神々しい曲の後に繰り広げられる激しく気迫のステージの儀式なのだ。


お母さんお願い -Molih ta majcho i molih-

 

dustbox New Cosmos 

こちらはdustboxのオリジナル曲だ。ライブによってSEが違うこともあるけれども、この曲が採用されることが多いと思われる(因みにブログ主はこの曲推しです)。

曲の題名通り宇宙をイメージしており、今にも宇宙船が打ち上げられるぞ!という雰囲気が醸し出されている。最後のカウントが終わってのイグニッション!!と同時にライブがスタートする際のテンションは何回経験しても最高だ。


New Cosmos

 

今までライブやフェスでこれらのSEを何回も聴いてきたけれども、未だに音源を聴くとあの時のテンションが蘇ってくるし、ましてやコロナ禍の現在だと尚更だ。

今までだったらこの時期は京都大作戦とかフジロックといったフェスのテンションで何とか仕事とかのモチベーションを保っていたけれども、それも今は敵わない。

従来通りは無理だとしても、せめて無観客配信とかで家で酒を呑みつつ、おうちモッシュなりダイブなりしたいものだねえ。

 

生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相を読んだ

以前からレビューを書くと告知していたけれども、遅ればせながら書こうと思う。

それが渡邊博史氏の生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相である。

 

note版の最終意見陳述書についても一昨年書いているので、そちらも見て頂ければ幸いだ。

 

 

teinousennin.hatenablog.com

 

 

本の簡単な概要

 2012年から2013年にかけて人気漫画「黒子のバスケ」の作者や関係者を脅迫し続けて逮捕された渡邊博史氏(現在は刑期を満了しているので氏づけで呼ぶ)の獄中手記。犯行の経緯や手口、そして彼自身の生い立ちや逮捕後の思考などがこと細かに書き記されている。

 

犯行前の状況

渡邊氏は犯行前はアルバイト等の非正規の仕事を転々とする生活を送っていた。それは彼自身に正社員が務まる能力があるとは思えなかったから。

そして小学生時代から受けたいじめや虐待によって抱き続けた自殺念慮の増大、デイトレの失敗、当時渡邊氏が注目し、自身の人生の傾きとは反比例する形で人気が出始めた漫画「黒子のバスケ」への嫉妬が積み重なって爆発して、犯行を決意する。

 

犯行計画と実行へ

黒子のバスケの作者の母校である上智大学への劇物放置事件、大阪に移住してからの黒子のバスケ関係者への脅迫事件の数々、毒物入りウェハス放置事件が逮捕されるまで詳細に記されている。

こんなに犯行の記録を事細かに覚えていられるのか?と疑問を抱いたくらいに、何月何日の何時に自宅を出たとかが明確に記されている。もしかすると記憶が曖昧になっている可能性もあると思うが。

次に、犯行に及ぶ際に変装を繰り返したり、ネットカフェを利用して犯行声明を出したり、複数犯を装って警察を巧みに攪乱したりするなど渡邊氏の地頭の良さが垣間見られる。

また、渡邊氏は働きたくない性分であったけど、自身の集大成となる犯行を成功させる為に派遣の仕事を積極的に受けたりするなど、行動力や根性があることも伺える。

 

逮捕後に向き合った生い立ち

2013年12月に渡邊氏は逮捕されて拘置所に収監された際に、差し入れられた著書を読み漁って冒頭意見陳述を作成し、自身の生い立ちにも向き合った。

渡邊氏は小学生時代からいじめを受け続け、しかも本来ならばサポートなりケアをすべきだった教師や両親からも理解を得られず、それどころか虐待や体罰を受ける有様であった。

特に両親からは漫画等の趣味を固く禁じられ、それを欲すると暴力を受けていたり、運動会で上位の成績を収めても全く褒めてもらえず、ビリになったらひたすら怒られて罵られるといった心理的虐待を受け続けて、「自分は虐待やいじめを受けてもしょうがない人間なんだ」という歪んだ認識が植えつけられる。

そういった自己肯定感が完全に破壊された状態なので、仕事先で仕事が評価された時でも素直に喜べなかったり、継続して努力することが敵わなくなっていく。

 

感想

一昨年のnote版のいわば完全版となった本書であるが、第一に印象に残ったのが渡邊氏の両親のしつけが吐き気を催すほど尋常でなかった点だ。

もしかすると両親側にも彼らなりの愛があったのかもしれないが、あまりにも一方的で渡邊氏のことを考慮していなかった。両親側もネグレクトを受けていたりして認知が歪んでいたというのもあるかもしれないが、それを子供にも連鎖していいという理由にはならない。

 こういった歪んだ教育を受けるのみならず、学校やその他の社会においても渡邊氏を精神的に支える存在がいなかったのが悲劇であった。渡邊氏ほど極端な例ではないにしろ、これに似た経験を得て自己肯定感を失った人は多いのではなかろうか。

そんな渡邊氏であるが、個人的に唯一幸運だったと思うのが、両親を殺害しようとしたタイミングで憎き父親が病死したことだ。もしも彼がどちらかを殺害していたら本当に人生が終わってしまっていただろうし、そんな下らない存在の為に人生をポシャらせるのは間違っている。

 

第二に、渡邊氏自身の頭の良さだろう。正直言って本書に出てくる言葉が難解なものが多くて理解しがたかったけど、犯行の計画性、分析力等の高さが溢れており、ちゃんとしたサポートを受けていれば必ず成功を収めていた人物であろう。実際にひろゆき氏を始めとして多くの人が彼の頭の良さを評価している。

 

最後に、本書は決して黒バス事件のような犯罪を称賛するものではない。

むしろ自己肯定感が持てない、努力ができない、などといった生き辛さを抱えた人達に対して贈られた「考えるヒント」であり、「メッセージ」なのだと感じている。

本書でも前途ある少年たちに対して「萎縮するな!」という言葉を発していることからも渡邊氏の優しさが伝わってくる。

渡邊氏は現在は刑期を終えて出所していると思われるが、改めて思うのが次の人生は彼らしくのびのびと生きていてほしいということだ。

 

 

 

 

 

とある本を読んでいる

現在とある本を読んでいる。とはいっても読まない日もあるので読了までにかなり時間がかかってしまっているのだが。

 

本来ならば短期間(できれば一日がいいと思う)で一気にまとめて読むのがベストなのだが、なかなか読書に時間が割けない。ついついブログやYOUTUBEの方に目が向いてしまいがちだ。

 

こういった読書が飛び飛びになると本の内容がなかなか頭に入ってこない。当たり前の話だが。なので目次を読んだり、以前読んだページを「パラパラ」めくって記憶を呼び戻す作業が必要となる。それか、「メモ帳」にポイントとなるキーワードを入力しておくか。

 

それでも、積みゲーのように途中で投げ出したくはない。近日中にはブログにレビューは書くつもりだ。

 

それだけ自分の中でも「バイブル」となっている本だけにね。

ギリ健の生き方が未だに見出せてない

久し振りにギリ健ネタでも書いてみよう。

 

俺は極端に手先が不器用で、単純作業くらいしかまともにこなせない無能だ。しかしながら病院に行っても高い診察費と膨大な時間を使って「健常者」の烙印を押されるのが目に見えているので、「無理矢理健常者のカテゴリにはめ込まれた存在」というのを渋々受け入れている。

 

それで妥協できる人もいるのだろうが、やはり俺は辛いんだよね。周囲からサポートや理解を得られる人たちの方がやはり楽なのかな?と思ったりしてしまう(無論彼らにも想像を絶する苦悩があるはずだ)。

 

そんな愚痴や弱音をSNSやブログにぶちまけたりすると、ギリ健VS正式な障害者、或いは頑張れるギリ健VS頑張れないギリ健みたいな対立に走ってしまったり、その逆で単なる傷の舐め合いで終わるのも何の進展もない(本当に再起不能にまで陥った人に対してはそれもアリかもしれない)。

 

じゃあ俺たちギリ健はどう生きたらよいのだろうか?

 

自分で言うのも恥ずかしいが、未だに明確な答えが打ち出せていない。

卑怯な言い方になってしまうが、その人によって答えややり方が変わってくるのでこれが正しいとは言えないのだ。「とにかく努力しかない!つべこべ言ってる奴は甘えだ!」というやり方がいいのかもしれないし、「何とか社会福祉を受けられるようにするんだ!」とやるのも一理あると思う。

せいぜい「この人のやり方が近いんじゃないかな?」という風に自分に合いそうな人の考えを参考にしつつ、自分にアジャストしていかなければならない気がするのだ。

 

現在俺が思うのは、単に甘えて困難から逃げているだけだと批判されるのは踏まえつつも、克服を前提とするのではなくて自分にできること、やりたいことをピックアップして、それらをコツコツ極めていく

その上で余裕ができたら苦手なこと、やりたくないことに手を出していければいいと思うがどうだろうか。

きっかけはSE

ライブにおいてSE(登場曲)がきっかけでそのバンドが好きになることが多いし、何よりもテンションも上がってアドレナリンも出てくる。

そんなことで、今回は個人的にテンションが上がるSEをいくつか紹介しようと思う。

 

 

Mad Caddies Backyard

アメリカのスカ・パンクバンドの曲で、長崎のメロディックハードコアバンドSHANKのSEとして使われている。オープニングのホーン隊のバッパー!の音でテンションを火をつけてくれる。


Mad Caddies - Backyard

 

Mad Caddies VIllains

同じくMad Caddiesの曲。こちらはHEY-SMITHのSEとして使用されている。個人的には0:25の「ジャージャージャー」のところでテンションがブチ上がる。因みについ最近までHEY-SMITHの曲だと思っていたけど違っていた。


Mad Caddies - Villains

 

 Funkadelic Get Off Your Ass And Jam

アメリカのファンクバンドであるFunkadelicの曲だ。こちらはFRONTIER BACKYARDのSEとして使用されている。普段ファンクは全くといいほど聴かないけれども、謎の中毒性のある。


Funkadelic - Get Off Your Ass And Jam

 

すぎやまこういち そして伝説へ

最後はちょっと番外編みたいな形になるけれども、日本が誇る大音楽家すぎやまこういち氏のそして伝説へだ。こちらも日本が誇る伝説のRPGドラゴンクエスト3のエンディング曲として知られている。使用しているのは10-feetだ。

ロックバンドのSEと言ったら大抵はカッコイイ曲というか、お洒落な楽曲のイメージが強いが、10-feetは意外にもゲームの楽曲を採用している。だけど、これが逆にいいのだ。ライブの始まりが新たな伝説の始まり、伝説のライブの始まりという雰囲気に醸し出してくれる。実際の10-feetのライブにおいては、照明の演出と共に客席フロアに掲げられるおびただしい10-feetのタオルの光景が絶景なのだ。

特に10-feet主催のフェス、京都大作戦でこの曲が出たら自然と涙も出てくる人も少なくない。


ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ

 

他にもテンションの上がるSEはあるけれども、今回は特にお気に入りのものを紹介させて頂いた。俺は洋楽の知識が無くて、フェスに出るバンドを軽く予習するくらいしかしないのだけれども、国内のバンドで使用されるSEをきっかけに新たな楽曲を発掘できるのが面白い。

今度推しバンドのSE集を本気で作ってみようかね。

気になるバンド

本来なら趣味の方のブログで書くのだけれども、現在は旅もライブも再開できる見通しが立たない(個人的にはワクチンができてからで、数年後がいいところだろうと踏んでいる)のでこちらでも書いてみよう。

 

ライブ熱の低下に伴って新しいバンドを発掘する機会も少なくなってしまった昨今ではあるが、最近読者登録させて頂いたカリバーさんのブログで紹介されていた「Alia」を聴いて久しぶりに衝撃を受けた。

 

女性ボーカルの圧倒的な歌唱力に加え、バイオリン、キーボードを加えたバンドで、テンポの速い曲からバラードまで聴き応えがある。

Fear,and Loasing in LasVegas やTHREE LIGHTS DOWN KINGS、或いはBIGMAMAの曲が好きな人ならハマるかもしれない。

というよりもフェスですぐにでも観たいくらいだ。本当にコロナが恨めしい。

 

ぶっちゃけいうと歳を無駄に重ねていくにつれて新しい素晴らしいバンドを発掘する気持ちもなくなっていたけれども、最近のバンドシーンも昔と変わらず素晴らしいと改めて実感させられた。

 

俺も原点に返って国内外のレベルミュージック漁りを再開してみよう。

 

フジロックも先日開催中止がアナウンスされて、昨年までとは別世界となってしまった現在だが、来年以降の「予習期間」に充てるのも悪くないだろう。

怠惰な生活に憧れる

欧米の映画とかゲームに出てくるピザとかハンバーガーといったジャンクフード中心の生活に憧れてしまう。というよりも怠惰な生活スタイルに憧れるというのが正しい表現なのだろうか。最近観た映画だと、「ソーセージパーティー」に出てくる薬物中毒者みたいな(薬物まで手は出したくはないが)。

 

理想としてはクーラーがガンガン効いた部屋でピザBOXのタワーを築きながら、でかいソファーでPS4をひたすらプレイする日々だろうか。億り人でももしかしたら難しいかもしれないな。

 

日本国内でのニート生活でもいいじゃないかとも思うけども、どうしても欧米的なジャンクフードやビッグサイズのスナックを貪りながらテレビを見ながら寝っ転がる生活が魅力的なのだ。もう40も近くなってきていて、体重も増加傾向になってきているのに関わらずだ。

 

普段の生活で満たされていない、或いは将来を見出せないから明らかに毒となるのはわかっていてもやってしまうのだろうか。もしも地球があと一週間で消滅するとわかっていたら、確実にピザと酒とゲームという「Pizza Of Death」な時間を過ごすだろう。

 

歳をとってもオイリーかつ高カロリーが食べられるほど若くありたいものだねえ(未だに幼さが残っているが…)。

 


10-feet - 1sec.

 

追記 怠惰な生活には憧れるけど、1secの歌詞のように太って元に戻らなくなってしまうんだよね。